経済ってそういうことだったのか会議──20年近く経過しても変わらない経済の基礎

どうも、緒浅丸です。
寒波襲来で、休みの日はまったく家から出れない日々が続いています。
その割にはあんまり本も読めてないんですけどね。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:経済ってそういうことだったのか会議
著者名 :佐藤雅彦 竹中平蔵
初版発行:2002年9月1日
ページ数:409P
定価  :600円+税
出版社 :日本経済新聞出版社
形式  :文庫(日経ビジネス文庫)

目次
第1章 お金の正体……貨幣と信用
第2章 経済のあやしい主役……株の話
第3章 払うのか、取られるのか……税金の話
第4章 なにがアメリカをそうさせる……アメリカ経済
第5章 お金が国境をなくす……円・ドル・ユーロ
第6章 強いアジア、弱いアジア……アジア経済の表裏
第7章 いまを取るか、未来を取るか……投資と消費
第8章 お金儲けはクリエイティブな仕事……起業とビジネス
第9章 人間とは「労働力」なのか……労働と失業
終章 競争か共存か
会議を終えて
会議 その後


購入のそもそものきっかけは、著者の一人、竹中平蔵氏が日本FP協会創立30周年記念講演で広島に来ることになっており、講演の事前勉強のつもりで読もうと考えたからでした。──講演そのものは昨年の春ごろあり、結局間に合いませんでしたが。

著者のひとり、佐藤雅彦氏は電通出身のクリエイティブディレクターの方で、この会議の途中で慶応義塾大学教授にもなられました。2006年からは東京芸術大学大学院映像研究科教授にもなられています。また、当時爆発的大ヒットした『だんご3兄弟』の作詞・プロデュースもつとめました。
もう一方の竹中平蔵氏は、当時は慶應義塾大学教授に就任しており、この会議終了後に小泉政権で経済財政担当大臣を皮切りに、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任されます。現在は慶應義塾大学を定年退職し、東洋大学国際地域学部教授及び同大学グローバル・イノベーション学研究センター長、SBIホールディングス社外取締役、RIZAPグループ経営諮問委員会委員に就任されています。

この本は、そのふたりが数週間、あるいは数か月に一度、経済のいろいろなトピックについて語り合った内容を収録したものです。基本的なことからその当時の時事情報などが、縦横無尽に語られています。

今から20年近く昔になる、2002年に発売された本なので結構古い内容の話でした。なので、今さら読む必要もないかなと思った時期もありましたが、読み終わった今では読んで正解だったと感じています。
確かに古い内容もありますが、それが今につながっているので読んでも無駄はありません。

第1章で語られた牛乳瓶のふたの話も、現在の仮想通貨の現状につながると思うし、アメリカ経済のスピリットもトランプ政権の深読みに役立つと思います。
また、当座預金の利息の話は、20年たった今でも、海外旅行に1度しか言ったことの名に自分には目からうろこの話でした。

そんな中、個人的に特に印象に残っているのはアジア経済の動きでした。中国が台頭する前の様子がわかって興味深かったです。
もっと深く知りたいと思いました。

一方、日本の銀行についても語られていますが、こちらは何も進展していないと思いました。
フィンテックや仮想通貨が騒がれていますが、意外と何も変わらないのかも?

読みやすいので、気軽に手に取ってみてはいかがでしょう?
経済の勉強の補助に役立つと思います。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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『七都市物語』シェアードワールズ──『大転倒』後を舞台にした物語の万華鏡

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:『七都市物語』シェアードワールズ
著者名 :田中芳樹原案 小川一水 森福都 横山信義 羅門祐人
初版発行:2011年5月15日
ページ数:405P
定価  :657円+税
出版社 :徳間書店
形式  :文庫(徳間文庫)

目次
はじめに
ジブラルタル攻防戦
シーオブクレバネス号遭難秘話
オーシャンゴースト
もしも歴史に……
原作者より
<基本年表>


銀英伝が藤崎竜氏により漫画化されたことを知り、お手軽に『銀英伝』的なものを読みたくなり、『七都市物語』及びこの『七都市物語』シェアーワールズをゲットしました。
シェアードワールドとは、同一の世界設定や登場人物を複数の著者が共有して創作する作品のことで、今回は、田中芳樹氏の不朽の名作『七都市物語』をもとに、小川一水氏、森福都氏、横山信義氏、羅門祐人氏の4名の方が、それぞれ新たなドラマを生み出ししています。
まずはオリジナルの『七都市物語』を読了してからこちらに手を付けようと思ったら、なかなか読み始めることができず、長い間積読になっていました。

オリジナルの七都市物語はこちら↓↓


『七都市物語』シェアードワールズは、元々のキャラは使いにくいからか、どの作品もオリキャラがメインに活躍する話となっていました。

第1話の『ジブラルタル攻防戦』は、「大転倒」という地殻変動の末、干上がったジブラルタル海峡に運河を建設する公社と、その公社に資本を投入している二都市との政治的軍事的対立や駆け引きが描かれています。登場キャラが多くて、区別が大変でした。あと、オリジナルと違って大転倒前の歴史とリンクしているのが面白いと感じました。

第2話『シーオブクレバネス号遭難秘話』は、アクイロニアの軍事研究所に、オリンポス・システムを解除する方法を見つけたという男が現れることで始まる物語。スパイものっぽくて好きでした。ラストも派手できれいにまとまっていて、個人的には一番楽しめました。

第3話『オーシャンゴースト』は一番戦記物っぽい話でした。本編の『ペルー海峡攻防戦の番外編で、潜水艦との戦いが描かれています。ガチガチの戦記物は個人的に好みじゃないと再確認できました。

最後の『もしも歴史に……』はプリンス・ハラルドを舞台にした兵器開発物語。防衛軍参謀長が別キャラみたいになっていてユニークです。

また、どの話にも、七都市以外の新勢力の存在を匂わす内容があり、伏線か、偶然か、もし続編があるなら……と、いろいろ想像できるのも楽しかったです。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

『夢をかなえるツイッター』:内藤みか──年月を経ても変わらないつぶやきのコツ

どうも、緒浅丸です。
今日は成人の日でお休みですが、あいにくの雨ですね。
昔は15日だったけど、今は第2月曜に代わりました。
将来は、20歳が成人だったのが18歳になるかもしれないそうですね。
自分はこの休みに特に予定はなく、雨なので家でゆっくりするつもりです。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:夢をかなえるツイッター
著者名 :内藤みか
初版発行:2010年2月1日
ページ数:199P
定価  :950円+税
出版社 :技術評論社
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
まえがき
第1章 もしツイッターが40人のクラスルームだったら
第2章 フォロワーが300人から5100人へ。私のツイッターわらしべ長者体験
第3章 はじめての人のためのツイッター実践編
第4章 仕事に生かせるツイッター情報整理術
第5章 夢をかなえるつぶやきのコツ
あとがき
内藤おすすめ! 楽しく便利なツイッターサイト20


昔、歌手の広瀬香美さんと勝間和代さんがすごくおすすめしていたのは知っていましたが、ツイッターに限らず、自分はつながり系のITに馴染めなくて、無意識のうちに敬遠していました。
ただ、昨年大統領になったトランプ氏がツイッターを活用していたりして、興味をひかれ、これから始めるのに役立つかもと思ってこの本をゲットしました。

でも、やっぱり踏ん切りがつかず、ツイッターのアカウントを取ったのはこの本を購入してから半年以上たってからだし、この本そのものも、1年以上積読になってしまいました。現在もちゃんとしたツイートは1度もしていません。

著者の内藤みか氏は、日本の女性小説家、エッセイストで、「ケータイ小説の女王」と呼ばれた方です。

この本は、8年近く昔の本です。中古本を格安でゲットしました。
ツイッターを始めてみたいけど、いったい何からはじめればいいかわからない人を対象に、たった4ヶ月でフォロワーを17倍に増やし(300人⇒5100人)、世界初のTwitter小説までも出版した著者がやさしく答えてくれます。
テクニカルな操作方法より、ツイッターを活用している自分や自分の周りの人を例に、こんな機能や使い方があるよといったことを教えてくれる内容です。

読み始めたらすぐに読み終えることができました。ずっと積読にしてきたことが信じられないです。

つぶやくときの心構え的なものを中心に、ツイッターの使い方と活用方法がわかった気がします。
内容が古い部分があるのはご愛敬。(例えば、この本が書かれた当時はフォロワーが100人以上いるユーザーは全体の6.4%だったそうです。今なら簡単に達成できそうですよね)
でも、いろいろ機能的には違う部分もある感じですが、本質的なところは変わっていないと思います。

年初で区切りもいいので、自分自身を見直して、このブログに連動させて、本格的にツイッターをやりたくなりました。

情報が古いところも多々あるので、定価で購入するには抵抗ありますが、内容的には得るものが多い本でした。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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漫画 君たちはどう生きるか

どうも、緒浅丸です。
年が明けての最初の3連休ですね。年末年始の疲れを癒すにちょうどいい感じです。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:漫画 君たちはどう生きるか
著者名 :原作 吉野源三郎 漫画 羽賀翔一
初版発行:2017年8月24日
ページ数:341P
定価  :1300円+税
出版社 :マガジンハウス
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
1、へんな経験
  ものの見方について(おじさんのノート)
2、勇ましき友 前編
3、勇ましき友 後編
  真実の経験について(おじさんのノート)
4、ニュートンの林檎と粉ミルク
  人間の結びつきについて(おじさんのノート)
5、貧しき友
  人間にであるからには(おじさんのノート)
6、ナポレオンと4人の少年
  偉大な人間とはどんな人か(おじさんのノート)
7、雪の日の出来事 前編
8、雪の日の出来事 後編
9、石段の思い出
  人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて(おじさんのノート)
10、凱旋
11、春の朝


1937年に発行された吉野源三郎の名著の漫画版で、まもなく100万部に達する大ベストセラー本です。
息子が家で読んでいたので、借りて読みました。

原作の吉野源三郎氏は編集者・児童文学者で、雑誌『世界』初代編集長であり、岩波少年文庫の創設にも尽力された方です。昭和56年に亡くなれています。
漫画を描かれた羽賀翔一氏は2010年に『インチキ君』で第27回MANGA OPEN奨励賞を受賞された方です。

人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた原書は、子供はもちろん、多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきたそうです。
そんな名著を、原作の良さをそのままに、漫画の形で再構成したものが本書です。
ただ、漫画といっても手紙のパートとかはがっつり文章が入っていて、斬新な構成だと感じました。

内容そのものは、よくある道徳の教科書的な内容で、普通の本だと思いました。
戦前が舞台なので、エラソーにいっても結局戦争になったじゃん、と思ってしまいます。
ベストセラーになったのはマスコミの取り上げ方の影響も多分にあるんじゃないでしょうか?

ちなみに、息子は手紙のパートは読み飛ばしたんじゃないかと思います。(なぜなら、アンケートはがきがそのまま挟まっていたから)
忙しい昨今なら、そうゆう読み方もアリかも知れませんね。

ベストセラーだし、興味のある方は一読してみはいかがでしょう。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

『マインド・コントロール 増補改訂版』:岡田尊司 ──心を操られないための必読書

どうも、緒浅丸です。
2018年もいよいよ本格的に始動ですね。
自分も気持ち新たに頑張っていきたいです。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:マインド・コントロール増補改訂版
著者名 :岡田尊司
初版発行:2016年4月20日
ページ数:287P
定価  :800円+税
出版社 :文藝春秋
形式  :新書(文春新書)

目次
はじめに
第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第二章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第三章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第四章 無意識を操作する技術
第五章 マインド・コントロールと行動心理学
第六章 マインド・カントリーるの原理と応用
第七章 マインド・コントロールを解く技術
おわりに
主な参考文献

コミニュケーションの改善に役立つかもと思って購入。心理学的な本が好きなのもあります。
著者の岡田尊司氏はパーソナリティ障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合っている方です。
著作も多数あるようですが、自分はこの書籍が初めてでした。

この本は、2012年に単行本版として出版されたものに、大幅に加筆されたものです。
日本人の著者だし、単行本版も2012年に出版されていたということなので、勝手に最近のマイルドなマインドコントロールについて書かれているものと思っていたら、これまで見出されてきた天理や技術を歴史的に振り返ったもので、ものすごく読みごたえがありました。

カルト宗教の話や、戦争の話が多く、場合によっては催眠術や薬物、暴力なども使用する例が示されており、個人ではどう抗いようもない感じで、なんだが現実離れした印象でした。
また、洗脳を解除する話にしても、極端な場合は逆洗脳するらしく、結局それでは何が真実かわからないと思いました。

サブリミナルの効果とかフロイト、ユングの話など、知ってる話もチラホラありましたが、その辺りも読みやすく書かれており、良かったです。

書籍の帯に、佐藤優氏が『本書は21世紀の必読書である』と謳ってありますが、HOWTOモノとしてではなく、教養モノとしての必読書だと思います。

あと、この手の本を読むと必ず思い出すのが、『心をあやつる男たち』という本なのですが、ずいぶん前に処分してしまい、後悔しています。
上記の本を参考にしたと思われる『オーキスの救世主―ザンヤルマの剣士』も、思い出しました。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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金融系40代サラリーマンです。
ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く、書評や感想をアップしていきます。

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