仮想通貨ビットコイン&ブロックチェーン最前線──入門としてオススメ!

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:60分でわかる! 仮想通貨ビットコイン&ブロックチェーン最前線
著者名 :仮想通貨ビジネス研究会
初版発行:2017年6月30日
ページ数:159P
定価  :1020円+税
出版社 :技術評論社
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
Chapter1 今からでも遅くない! ビットコイン&ブロックチェーンの基本
Chapter2 そうだったのか! ビットコインのしくみ
Chapter3 今すぐ始めてみよう! ビットコインの使い方
Chapter4 これでわかった! ブロックチェーンを支える技術
Chapter5 チャンスを逃すな! ビットコイン&ブロックチェーン最前線


20年前のミニ株、10年前のFX、そして……ちょっと乗り遅れちゃった感はあるけどビットコイン!!
──そんな感じで、最近、毎日のように新聞を賑わすビットコインの記事が気になり、もっと詳しく知りたいという欲求がムクムクと湧き始めました。
この本は、ちょっと勉強しなくてはと思い、図書館で借りてきた1冊です。
因みに、この本を読む前にアマゾンプライムの動画で『マジックマネー』を視聴して予習しています。

この本は、話題のIT技術のしくみを解説する「60分でわかる」シリーズの中の1冊で、ビットコインやブロックチェーンを始めとする仮想通貨周辺の知識がわかりやすく解説されています。

ビットコインの利用についてや、ブロックチェーンを活用するうえで参考となる知識が網羅されていますが、出版されて4ヶ月ほどしかたっていないにも関わらず、ビットコインをめぐる環境は刻々と変化していることをひしひしと感じました。

中国がビットコイン取引所の取引停止をしたり、ビットコインが二つに分裂したり、仮想通貨法(改正資金決済法)が2017年4月に施行されたことによるさまざまな変化など、早くも、この本の内容は古び始めているかもしれません。
そもそも、この本では1BTCは約12万円になっているが、10月現在では約48万円なんです。……もうすでに、バブル状態なのかもしれません。

ビットコインの仕組み(ブロックチェーン)については、まだなんとなくしか理解できていませんが、これからどんな知識を掘り下げて行けばいいかというイメージはつかめました。

フルカラーでとても読みやすいので、読むなら早めがいいですよ。

また、藤井太洋氏の『アンダーグラウンド・マーケット』を読み返したくなりました。(自分の感想はコチラ
興味を持たれた方は合わせてこちらもどうぞ。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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脳が壊れた──闘病記から透けて見える現代社会

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:脳が壊れた
著者名 :鈴木大介
初版発行:2016年6月20日
ページ数:233P
定価  :760円+税
出版社 :新潮社
形式  :新書(新潮新書)

目次
まえがき
第 1章 どうやら脳がまずいことになったようだ
第 2章 排便紳士と全裸の義母
第 3章 リハビリは感動の嵐だった
第 4章 リハビリ医療のポテンシャル
第 5章 「小学生脳」の持ち主として暮らす
第 6章 感情が暴走して止まらない
第 7章 本当の地獄は退院後にあった
第 8章 原因は僕自身だった
第 9章 性格と身体を変えることにした
第10章 生きていくうえでの応援団を考える
鈴木妻から読者のみなさんへ
あとがき

前々から読みたかった本だったんですが、積読が溜まっていたので購入を手控えていました。
そんな折、図書館にこの本があることを知り、せっかくなので借りてきた次第です。

著者の鈴木大介氏は、風俗業界や裏社会のアングラな情報を色々取材しているルポライターの方で、『ギャングース』の原作の方でもあります。

この本は、そんな著者が突然の脳梗塞に襲われてしまい、入院からリハビリで徐々に回復していくまでの様子を、自ら取材する闘病ドキュメントです。

深刻な内容にもかかわらず、著者の性格によるものか、ウイットと愛情に溢れており、楽しく読むことができました。
リハビリの様子が具体的にわかるだけでなく、著者がおもな取材対象にしている貧困層や裏社会の人間の多くに今回の著者の現状と類似する行動が見られるという指摘に、以前読んだ『累犯障害者』や『貧困世代』の内容を思い出しました。

また、肉体疲労、精神疲労のほかに、神経疲労というものがあることをこの本で初めて知りました。

日本は老人を手厚く保護するのと対照的に子どもに金をかけない国になっており、それらを改善すべきだという主張は他の書籍にもあり、大きくうなずけるものですが、同時に、すぐに変化は訪れないので、そういう時代なのだということを肝に銘じておきたいと思います。

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ハガキ職人タカギ!──等身大のネオ青春ユーモア小説

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:ハガキ職人タカギ!
著者名 :風カオル
初版発行:2017年5月14日
ページ数:202P
定価  :500円+税
出版社 :小学館
形式  :文庫(小学館文庫)

目次
お願いDJ
思い出のロックンロール・ラジオ
十七才のライブ
ボーイズ・オブ・サマー
透明少女
さぁ どうしよう
山頂晴れて
ゴーゴー ラウンド ディスワールド

リアル書店で衝動買いした本です。
当時、疲れていて、気分転換にサクッと読みやすい本を読みたくなったのと、物語の舞台が自分の地元の広島だったことが、購入の決め手だったんですが、結局すぐに読まなくてズルズル積読になってしまっていました。

著者の風カオル氏は1981年生まれの大分出身の方。この作品で第15回小学館文庫小説賞を受賞されデビューしています。

この本は、深夜ラジオの投稿が趣味である広島の高校生が主人公の。青春ユーモア小説で、全国のラジオリスナーにその名を轟かせている主人公が、東京のハガキ職人ライブに参加することになり、運命の歯車が動き出していく……といった内容です。

といっても、現実離れした展開があるわけではなく、どこの高校でもありそうなエピソードが丁寧に積み重なっていく印象でした。

ストーリーの組み立ては王道で、安心して読み進められました。
ただ、笑いがテーマなのはハードルが高かったんじゃないかなと感じました。
個人的に理詰めっぽい笑いが多い印象を受けたんですが、正直何が面白いのかわからないネタも多かったです。

あと、一番残念だったのは、舞台が広島だったのに、広島の描写が雑だった点です。
物語の最後のほうで、広島でも尾道辺りだとわかりましたが、自分的には広島弁に違和感を感じたし、地元の様子にもちぐはぐさを感じました。

ストーリーそのものは満足できる内容ですが、広島県民的にはちょっと辛口の評価になってしまいました。
大分を舞台にすりゃよかったのに。

サクッと読めて中学生や高校生にもお勧めできる内容です。
興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょう。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

貧困世代──社会の監獄に閉じ込められないために

どうも、緒浅丸です。
北朝鮮のミサイルの脅威や台風の脅威も日常に埋もれつつある3連休の初日です。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:貧困世代
著者名 :藤田孝典
初版発行:2016年3月20日
ページ数:219P
定価  :760円+税
出版社 :講談社
形式  :新書(講談社現代新書)

目次
はじめに
第1章 社会から傷つけられている若者=弱者
第2章 大人が貧困をわからない悲劇
第3章 学べない悲劇──ブラックバイトと奨学金問題
第4章 住めない悲劇──貧困世代の抱える住宅問題
第5章 社会構造を変えなければ、貧困世代は決して救われない
おわりに

図書館で見かけ、気になって借りてきた本です。

著者は埼玉県在住の社会福祉士の方で、NPO法人ほっとプラス代表理事や聖学院大学人間福祉学部客員准教授でもあります。ほかにも、反貧困ネットワーク埼玉代表や、ブラック企業対策プロジェクト共同代表でもあり、数々の貧困問題に携わっている方です。20万部を突破するベストセラー『下流老人』の著者の方でもあるので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

この本は、日本社会から強いられた貧困に直面している現代の若者たちを「貧困世代(プア・ジェネレーション)」と総称し、この世代を再定義することによって、問題の可視化を行い、これまでどこにもほとんど取り上げられてこなかった「若者たちの悲劇」を様々な側面から理解できるように試みています。
最初に具体的な5つの事例を紹介され、その後、大人が若者の貧困に気づいていない現状、さらに、学べない悲劇、住めない悲劇などについて述べられています。

若者の貧困化の現状は、とてもよくわかりました。

ただ、それについての改善策はいまひとつ自分には響かなかったです。
その理由を考えてみると、結局、若者の貧困は社会全体に余裕がないからではないかと感じたからです。
若者に限らず、誰もが身近な場所に落とし穴が無数にあって、油断していると生活困窮に足を踏み入れる可能性がある現状では、まずは、自分を守らなければなりません。そして、赤の他人よりまず我が子が大事です。
そもそも、若者のカネは親の財布から出ているもので、貧困世代が増えているってことは、みんな金がないってことです。正規雇用で働いている人に向けていっているのかもしれないが、『ない袖は振れない』状態ではないでしょうか。

にもかかわらず、表面化している事実を感情的に羅列している辺りに困惑を感じました。

自己責任の流れの中で、これからのライフプランを一考するには良いかもしれない1冊でした。

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グロテスク──剥き出しの女の悪意

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:グロテスク 上・下
著者名 :桐野夏生
初版発行:2006年9月10日
ページ数:上・397P 下・453P
定価  :上・590円+税 下・629円+税
出版社 :文藝春秋
形式  :文庫(文春文庫)

上・目次
第一章 子供想像図
第二章 裸子植物群
第三章 生まれついての娼婦──<ユリコの手記>
第四章 愛なき世界

下・目次
第五章 私のやった悪いこと──<張の上申書>
第六章 発酵と腐敗
第七章 肉体地蔵──<和恵の日記>
最終章 彼方の滝音

実家にあった本で、おもしろそうだと思い手に取りました。
著者の桐野夏生氏は、93年に『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞、98年に『OUT』で日本推理作家協会賞を受賞された方です。また、99年には『柔らかな頬』で直木賞も受賞されています。
個人的には、女性によるノワール作家の印象が強いです。

この本は、読んでいるときは知らなかったんですが、東電OL殺人事件をモチーフにした作品でした。
ユリコ、ユリコの姉、和恵という3人の女性を中心に、告白や、手記、日記などから学生時代やその後の人生を浮き彫りにしていきます。

まず、それぞれの語り手によって、微妙に情報が違うので、信頼性のおけない語り手の物語だと感じました。

上巻は、主にQ女子高が舞台なのですが、お嬢様学校あるあるが何気に楽しめました。
また、女子高のスクールカーストにニヤリとしてします
美少女の苦労話が新鮮でしたが、ちょっとキモチワルイ部分も感じました。

下巻では、Q女子高を卒業した後のそれぞれの人生が語られますが、最初に差し挟まれた張の上申書のところで、『ユリコは殺害したが、和恵は殺害していない』と証言しており、「謎」が提示されミステリとしてのフラグが立ったのかと、期待が高まります。
ですが、それについて特に結論は出されていません。どうやら、現実の事件で判決が出ていないためのようです。
後からそのことを知り、作品がリアルの事件におもねっている印象を受けました。

そして、すべてがツギハギな印象に代わってしまいました。
オウムネタも少し入っている感じがしますが、雑な印象です。

前半は南国の花のような甘い腐臭を、後半は据えた生ゴミのような眉を顰めたくなる腐臭を感じる作品でした。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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金融系40代サラリーマンです。
ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く、書評や感想をアップしていきます。

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