言ってはいけない──誰もがうっすらと気づいている、身も蓋もない真実
どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓
タイトル:言ってはいけない
著者名 :橘玲
初版発行:2016年4月20日
ページ数:P254
定価 :780円+税
出版社 :新潮社
形式 :新書(新潮新書)
目次
まえがき
Ⅰ努力は遺伝に勝てないのか
1 遺伝にまつわる語られざるタブー
2 「頭がよくなる」とはどういうことか─知能のタブー
3 知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
4 進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
5 反社会的人間はどのように生まれるか
Ⅱあまりに残酷な「美貌格差」
6 「見た目」で人生は決まる─容貌のタブー
7 あまりに残酷な「美貌格差」
8 男女平等が妨げる「女性の幸福」について
9 結婚相手選びとセックスにおける残酷な現実
10 女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?
Ⅲ子育てや教育は子どもの成長に関係ない
11 わたしはどのように「わたし」になるのか
12 親子の語られざる真実
13 「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実
あとがき
註釈:参考文献
しばらく前までベストセラーランキングにずっと書名が載っていた本です。
図書館でたまたま見かけ、借りてきました。
著者は先日『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』をご紹介した(感想はコチラ)橘玲氏です。
この本は、幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされていない人類のために、進化論、遺伝子学、脳科学の最新知見から、きれいごとの裏にある残酷すぎる真実を暴いていく本です。そしてその不愉快な事実を知ることこそが、世の中をよくする第一歩であるとしています。
もともと雑誌の連載だったものをもとに、加筆改編したものらしく、読みやすくて、あっという間に読了できました。
ただ、遺伝子的にこうなるとか、進化論的にこうしてしまう、みたいな内容なので、読んで実行できるようなものはあまりありません。
エビデンスについてはきちんとしているので、書いてあることを正確に覚えれば雑学的には役立つでしょう。
いろんな話の中で、個人的にユニークだなと思ったのは、「ロンブローゾ・プログラム」という犯罪者早期発見システムが運用される近未来の予想についてです。P.K.ディックの小説『マイノリティ・リポート』みたいだと思いました。
あと、この著者は「残酷」ってフレーズが好きだなって思いました。
自分的には、才能は性格は将棋の駒みたいなもので、盤上でどう使うかが重要じゃないかと考えています。
あるいは、人をPCに例えれば、たとえ同じ機種でもグレードによってスペックは違うし、中に組み込まれたソフトによっても働きに違いはあるけど、どのPCも最低限の機能は備えてあるので、通常使うには問題ない、みたいな感覚でしょうか。
残酷すぎる真実でも悲観する必要はないと思っています。
行動に移す知見はあまりないかもしれないけど、いろいろ考えさせられる1冊です。
興味を持たれた方は、一読してみてはいかがでしょう。
ブログランキングに参加中です。
にほんブログ村
よろしければクリックお願いします。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓
タイトル:言ってはいけない
著者名 :橘玲
初版発行:2016年4月20日
ページ数:P254
定価 :780円+税
出版社 :新潮社
形式 :新書(新潮新書)
目次
まえがき
Ⅰ努力は遺伝に勝てないのか
1 遺伝にまつわる語られざるタブー
2 「頭がよくなる」とはどういうことか─知能のタブー
3 知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
4 進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
5 反社会的人間はどのように生まれるか
Ⅱあまりに残酷な「美貌格差」
6 「見た目」で人生は決まる─容貌のタブー
7 あまりに残酷な「美貌格差」
8 男女平等が妨げる「女性の幸福」について
9 結婚相手選びとセックスにおける残酷な現実
10 女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?
Ⅲ子育てや教育は子どもの成長に関係ない
11 わたしはどのように「わたし」になるのか
12 親子の語られざる真実
13 「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実
あとがき
註釈:参考文献
しばらく前までベストセラーランキングにずっと書名が載っていた本です。
図書館でたまたま見かけ、借りてきました。
著者は先日『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』をご紹介した(感想はコチラ)橘玲氏です。
この本は、幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされていない人類のために、進化論、遺伝子学、脳科学の最新知見から、きれいごとの裏にある残酷すぎる真実を暴いていく本です。そしてその不愉快な事実を知ることこそが、世の中をよくする第一歩であるとしています。
もともと雑誌の連載だったものをもとに、加筆改編したものらしく、読みやすくて、あっという間に読了できました。
ただ、遺伝子的にこうなるとか、進化論的にこうしてしまう、みたいな内容なので、読んで実行できるようなものはあまりありません。
エビデンスについてはきちんとしているので、書いてあることを正確に覚えれば雑学的には役立つでしょう。
いろんな話の中で、個人的にユニークだなと思ったのは、「ロンブローゾ・プログラム」という犯罪者早期発見システムが運用される近未来の予想についてです。P.K.ディックの小説『マイノリティ・リポート』みたいだと思いました。
あと、この著者は「残酷」ってフレーズが好きだなって思いました。
自分的には、才能は性格は将棋の駒みたいなもので、盤上でどう使うかが重要じゃないかと考えています。
あるいは、人をPCに例えれば、たとえ同じ機種でもグレードによってスペックは違うし、中に組み込まれたソフトによっても働きに違いはあるけど、どのPCも最低限の機能は備えてあるので、通常使うには問題ない、みたいな感覚でしょうか。
残酷すぎる真実でも悲観する必要はないと思っています。
行動に移す知見はあまりないかもしれないけど、いろいろ考えさせられる1冊です。
興味を持たれた方は、一読してみてはいかがでしょう。
ブログランキングに参加中です。
にほんブログ村
よろしければクリックお願いします。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
スポンサーサイト