カウンセラー──現代社会の問題を抉り出す、サイコサスペンスの第二弾
どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:カウンセラー
著者名 :松岡圭祐
初版発行:平成20年7月25日
ページ数:402P
定価 :629円+税
出版社 :角川書店
形式 :角川文庫
目次
闇市
光
臨床心理士
家族
面接室
明滅
金きり声
報道
精神分析
衝動
障害
少年
遺族
夢遊状態
ピアノ
実名
伝授
闇
ラポール
九ミリ弾
三拍子
興奮
触覚
制裁
偽造紙幣
交感神経
誘い
演奏会
音色
境界例
昼下がり
催眠術の技術について詳しく書かれた小説という評判を見かけ購入。
シリーズものの第二弾です。
著者の松岡圭祐氏は、探偵の探偵シリーズや鑑定士シリーズなどでお馴染みのベストセラー作家です。このシリーズの第一弾『催眠
』でデビューされました。(『催眠』の感想はコチラ)
カリスマ音楽教師の家族が13歳の少年により惨殺され、復讐の念に狂い暴走するお話です。
前作と比べ、格段に文章がうまくなっていて、非常に読みやすかったです。
しかも内容も重厚で、かなり悲惨な事件と復讐の様子に、少年法について考えさせられてしまいました。
特に、家族を失った喪失感の描写が圧巻で、臨場感がありすぎて、もし自分の身に降りかかったらと思うとぞっとしました。
ただ、後半の展開は雑になった印象が否めないです。もっと丁寧に描いてほしかったので残念でした。
ですが、けっして物語が尻すぼみになりつまらくなってしまうわけではありません。
きちんと物語の幕引きがされ、十分傑作と言える内容でした。
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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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著者名 :松岡圭祐
初版発行:平成20年7月25日
ページ数:402P
定価 :629円+税
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形式 :角川文庫
目次
闇市
光
臨床心理士
家族
面接室
明滅
金きり声
報道
精神分析
衝動
障害
少年
遺族
夢遊状態
ピアノ
実名
伝授
闇
ラポール
九ミリ弾
三拍子
興奮
触覚
制裁
偽造紙幣
交感神経
誘い
演奏会
音色
境界例
昼下がり
催眠術の技術について詳しく書かれた小説という評判を見かけ購入。
シリーズものの第二弾です。
著者の松岡圭祐氏は、探偵の探偵シリーズや鑑定士シリーズなどでお馴染みのベストセラー作家です。このシリーズの第一弾『催眠
カリスマ音楽教師の家族が13歳の少年により惨殺され、復讐の念に狂い暴走するお話です。
前作と比べ、格段に文章がうまくなっていて、非常に読みやすかったです。
しかも内容も重厚で、かなり悲惨な事件と復讐の様子に、少年法について考えさせられてしまいました。
特に、家族を失った喪失感の描写が圧巻で、臨場感がありすぎて、もし自分の身に降りかかったらと思うとぞっとしました。
ただ、後半の展開は雑になった印象が否めないです。もっと丁寧に描いてほしかったので残念でした。
ですが、けっして物語が尻すぼみになりつまらくなってしまうわけではありません。
きちんと物語の幕引きがされ、十分傑作と言える内容でした。
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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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