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橘玲著 働き方 2.0 VS 4.0 ── 刻々と近づく新しいライフスタイル(働き方)

どうも、緒浅丸です。
ここ数日、秋晴れの良い日が続きますね。
今日は有給を利用して、三次や呉の方をドライブしました。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:働き方2.0 VS 4.0
著者名 :橘玲
初版発行:2019年4月3日
ページ数:271P
定価  :1500円+税
出版社 :PHP研究所
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
はじめに 「未来世界」と「前近代的世界」に引き裂かれて
1 生き方・働き方が衝撃的に変わる未来
2 前近代的な身分制度社会・日本
3 会社や管理職はなくなるのか?
4 「未来世界」で生き延びる方法
おわりに 日本の未来は明るい


図書館で借りてきた本。以前、『人生は攻略できる』と一緒に予約したのですが、こちらは借りるまで結構時間がかかりました。(『人生は攻略できる』の感想はコチラ

著者の橘玲氏は投資や経済に関するノンフィクションや経済小説をいくつもヒットさせている方で、自分も今まで何冊も読んでいます。

この本は、前書きに書かれた不愉快な事実を出発点にして、日本の働き方はこれからどうなっていくのかや、急速に変わりつつある世界で、どのように生き延びればいいかを考える内容でした。
一流企業というものが無くなり、会社というものが時代遅れになり、ギグ化する働き方といったことが書かれています。
同時期に発売された『人生は攻略できる』に比べたら、重い内容に感じられました。
この本を読む限り、日本の働き方に関しては悲観的にならざるを得ません。
また、以前読んだ『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』と同じような内容ですが、時代が流れた分、より具体的に書かれているように感じました。

自分の場合、昨年会社を辞めかけて、出世街道から外れてしまったので、終身雇用が廃れることはちょっとした慰めになるかも知れません(ていうか、いつの間にか早期退職の算段をする年齢になっるよ)

あと、戸籍に関する記述が目から鱗で新鮮でした。

興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょう。


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阿部真大著 「地方ならお金がなくても幸せでしょ」とか言うな! 日本を蝕む「おしつけ地方論」 ──エビデンスはないけど、もやもやしていたものがスッキリする地方論

どうも、緒浅丸です。
もうすぐ10月も終わりですね。このところ、週末ごとに秋祭りやら公民館祭りやら学校の文化祭やらと休みの度に外出する感じで、全然ゆっくりできない感じです。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:「地方ならお金がなくても幸せでしょ」とか言うな!
著者名 :阿部真大
初版発行:2018年12月30日
ページ数:241P
定価  :810円+税
出版社 :朝日新聞出版
形式  :新書(あさひ新書)

目次
はじめに
Ⅰ お金がなくても地方なら幸せなのか? ──格差と貧困のリアル
第1章 「お金ないけど幸せでしょ」とか言うな! ──金持ちをうらやむのはどこも同じ
第2章 「貧乏は自己責任」とか言うな! ──地方には抜けられないしがらみがある
第3章 「上京=成功」の時代はもう終わった? ──豊かな子ども時代の思い出が団塊ジュニアの不安を加速する
Ⅱ ノスタルジーで飯は食えるのか? ──仕事と文化のリアル
第4章 地域の人と仲良くなっても仕事なんてもらえない! ──グローバライゼーションにさらされる地方のための就労支援
第5章 「ノスタルジックな商店街」に気をつけろ! ──ノスタルジーが覆い隠す過去のリアル
第6章 昭和ノスタルジーと1990年代 ──アジアブームと東京の変化
第7章 「東京に売っていない○○」に震える……! ──東京人よりイケてる俺たち
ここまでのまとめ グローバライゼーションの時代のおしつけ地方論
Ⅲ 「おしつけ地方論」の先へ ──その限界と可能性
第8章 「見る」から「見られる」へ ──おしつけ地方論を克服するもうひとつの方法
第9章 地方の問題から自分の問題へ ──旅における「気づき」の可能性
第10章 郊外のロードサイドの風景はなぜ魅力的でないのか? ──おしつけ地方論の正の側面
おわりに 「新しい公共」の危機と可能性


以前、リアル書店で見かけて気になっていた本。その時は買いそびれていたのですが、この度図書館で見かけて借りてきました。

著者の阿部真大氏は甲南大学教授をされている社会学者の方です。この本のほかにもいくつもの著作があり、以前読んだ『地方にこもる若者たち──都会と田舎の間に出現した新しい社会』は面白かったです。

この本は、大都市の人々がつくる地方に関する一方的かつ支配的な表象を「おしつけ地方論」と名付け、それに対して、対抗する表象を提示することでリアルな地方の姿を感じてもらうことを目的に書かれたもので、「地方」に対するものの見方を複線化することを目指しています。
具体的には、地方においての一方的な表象に対抗する様々な映画作品などを紹介して、より多面的な地方の見方が紹介されていました。
散漫的な印象もありましたが、自分が著者と同年代だからか、共感できる部分も多く楽しめました。
また、社会の表層を知るために映画などを題材にしているのですが、それによって、映画のレビューとしても楽しめました。
悪人』とか『そこのみにて光輝く』などはアマゾンプライムでチェックできます。
一方、この本には地方のファッションに関しても言及されているのですが、そちらは自分にまったく素養がないので、流し読むような感じになりました。
書かれている内容は、個々のエピソードには納得できるけど、そもそもいくつもの見方を提示するという内容の本なので、結論がまとまらない感じなのが残念です。
ただ、書かれている内容の空気感は理解できました。

都会でも田舎でもない地方に暮らす方なら、読んで楽しめるのではないかと思います。




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阿部真大著 地方にこもる若者たち ──モータリゼーションとネットの発展と、少子高齢化による生活の変化が引き起こすマイルドヤンキーによるポジティブなファスト風土の世界

どうも、緒浅丸です。
全国では台風被害の影響がまだ残る中、自分はちょっとゆっくりできた土日でした。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:地方にこもる若者たち
著者名 :阿部真大
初版発行:2013年6月30日
ページ数:214P
定価  :760円+税
出版社 :朝日新聞出版
形式  :新書(朝日新書)

目次
はじめに
現在篇 地方にこもる若者たち
第1章 若者と余暇──「ほどほどパラダイス」としてのショッピングモール
第2章 若者と人間関係──希薄化する地域の人間関係
第3章 若者と仕事──単身プア/世帯ミドルの若者たち
現在篇のまとめ
歴史篇 Jポップを通して見る若者の変容
第4章 地元が若者に愛されるまで
未来篇 地元を開く新しい公共性
第5章 「ポスト地元の時代」のアーティスト
第6章 新しい公共性のゆくえ
歴史篇・未来篇のまとめ


以前読んだ本の再読です。(以前の感想はコチラ
当時はちゃんと購入したみたいですが、すでに処分していて、今回改めて図書館で借りてきました。
何故、図書館で借りてきたかというと、今回図書館で借りてきた中で、同じ著書の『「地方ならお金がなくても幸せでしょ」とか言うな! 日本を蝕む「おしつけ地方論」』という本があり、その本を読む前に、以前読んだこの本の内容をおさらいしておきたいと思ったからです。

著者の阿部真大氏は、岐阜生まれの東大卒の社会学者で、労働社会学、家族社会学、社会調査論などを専門に、甲南大学の教授をされています。

この本は、今から約5年ほど前に、最近の若者に見られる、「内にこもりつつ外に開いていく」という新しい生き方のモードについて書かれた本です。それは、「他人のことは分からない」ことを前提に、謙虚に、話し合いによって「われわれ」を少しずつ変化させていくという考え方を基本にした生き方です。
岡山での社会調査とJポップの歌詞を手掛かりに、地方から若者と社会を捉えなおして変化の流れを説明しています。

ポジティブなファスト風土としてのショッピングモールについても同意できたし、以前の感想とそれほど変化はない感じです。
ただ、Jポップに歌詞による時代の解釈は、前回読んだ時ほど引っ掛かりは感じませんでした。
当時はまだそんな言葉がなかったのかもしれませんが、ここに書かれている内容は『マイルドヤンキー』の生態なんじゃないかと思います。(今回、過去のブログをチェックしていてマイルドヤンキーに関する本を読んでなかったことにむしろビックリした)

80年代からの流れで説明されているので、なんだか懐かしかったです。



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清武英利著 プライベートバンカー 完結編 節税攻防都市 ── タックスヘイブンで蠢く『カネの傭兵』の真実

どうも、緒浅丸です。
9月ももうすぐ終わりですね。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市
著者名 :清武英利
初版発行:2018年10月18日
ページ数:387P
定価  :900円+税
出版社 :講談社
形式  :文庫(講談社+α文庫)

目次
序章
第一章 ニューマネーの国
第二章 ジャパンデスク
第三章 攻防
第四章 海を渡った日本人富裕層
第五章 国税は見ている
第六章 シンガポール・コネクション
第七章 『太陽がいっぱい』
終章
追跡章 真相の向こう側
文庫版特別対談 佐藤浩市(俳優)× 清武英利

プライベートバンカーという存在がどんなものが知りたくて購入しました。

著者の清武英利氏は、1975年に読売新聞社入社して警視庁や国税庁などを担当され、2004年より読売巨人軍球団代表となったものの、2011年に同代表等を解任され、係争になった経歴の方です。現在はノンフィクション作家として活動中で、今回の書籍のほかに、『しんがり 山一証券 最後の12人』等を執筆されています。(『しんがり』はドラマ化もされています)

この本は、シンガポールを舞台に活躍する、新富裕層を管理・運用するプライベートバンカーの様子を描いたものです。
ドラマティックな展開が続き、物語みたいで非常に面白かったです。まるで、橘玲氏の小説『タックスヘイブン』みたいでした。
なんとなく横文字でかっこいい『プライベートバンカー』という職業の真実は、高いカネをもらっているけど仕事内容はとてもキツそうです。過酷なノルマの描写などは、以前読んだ『大東建託の内幕』に通じる生臭さを感じました
また、この本では完結版と銘打って、単行本の刊行後、新たに判明したことを追加してあります。その部分もいろいろ考えさせられました。

あまりに自分の生活と違いすぎて、現実感が感じられない部分もありましたが、自分の現実と地続きの世界で、このようなことが繰り広げられていることを噛みしめようと思いました
。興味を持たれた方は一読してみてください。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

増田明利著 貧困のハローワーク ── すぐそばにあるワープアのルポ

どうも、緒浅丸です。
8月ももうすぐ終わり。朝晩はすでに秋の気配が感じられます。
でも学生さんは、宿題を済ませるのに大変で、それどころではないかも知れませんね。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:貧困のハローワーク
著者名 :増田明利
初版発行:平成28年10月12日
ページ数:222P
定価  :630円+税
出版社 :彩図社
形式  :文庫(彩図社文庫)

目次
はじめに
飯場労働者
シングルマザー風俗嬢
悪徳訪問販売の営業マン
テレビ番組制作会社AD
トラック運転手
製缶工場の派遣社員
居酒屋チェーン店長
工場現場の警備員
フリーター
ソープランドのボーイ
ブラック企業のSE
フランチャイズ唐揚げ店オーナー
オフィスビル清掃員
【著者自らが体験】年末年始の短期アルバイト
日々紹介の労働者
生活保護受給者の生活
職業ホームレス
おわりに


先日図書館に寄った際、興味を惹かれて借りてきました。ちょうど、労働問題をテーマにした『東京の子』と一緒に借りてきたので、色々考えさせられました。

著者の増田明利氏は、ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務されている方です。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行っています。

この本は、飯場労働者、シングルマザー風俗嬢、ソープランドのボーイ、ブラック企業のSE、テレビ番組制作会社AD、日々紹介の労働者、職業ホームレスなど、現代日本のワーキングプアと無職者の生活状況を、その本人にインタビューするような形で紹介しているノンフィクションルポタージュです。
各業種での個人体験談がコンパクトにまとまっていて、テンポ良く読むことができました。

昔、『フリーター・クロニック』という本を読んだことがあったのですが、それと同じようでいて、この本には、働き方に関する社会システムの問題点が透けて見えます。

まるでマンガ『闇金ウシジマくん』みたいな、生活保護受給者の生活とか職業ホームレスの話や、シングルマザー風俗嬢・ソープランドのボーイといった風俗関連の職業など、いろんな職業のレポートがありましたが、個人的に1番勉強になったのは、居酒屋チェーン店長とフランチャイズ唐揚げ店オーナーの内容でした。

また、この本を読んでいる最中に、ネットの情報で、社員が個人事業主として独立し、会社から仕事を受注する「タニタ」の働き方改革について知りました。『東京の子』で少し描かれていた『労働者3.0』との関連が気になります。

ひたひたと労働環境が変わりつつある中、上手くその波にのれなったことを考えると、この本に書かれていることは他人ごとではないと思います。

自分も昨年、正社員を辞めかけたことがあり、もし仕事を辞めてうまく転職できなかったらこの本に書かれていた中高年のようになっていたわけで、それを思うとうすら寒いものを感じました。

少し昔の本ですが、興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょう。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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プロフィール&ごあいさつ

緒浅丸

Author:緒浅丸
緒浅丸
広島在住。大坂の大学を卒業後、金融・保険関係の仕事に就いて20年以上。
ダラダラと働き続けているうちにもうすぐ50代にさしかかるサラリーマンです。
一応AFP資格保持者。
CFPは只今勉強中ですが、玉砕しまくりです。
本を読むのが好きで、ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く手を出します。ただし、お堅めの本は苦手。
座右の銘は『無難にこなす』
私立中学・私立高校に2人の子供のパパでもあり、しっかり稼がなければならないと思いつつ、すぐに息切れしてしまいます。
また、最近体調管理のため、近所のフィットネスクラブにも通っています。

mail:minahosi@infoseek.jp

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