40歳からの「転職格差」──「一億総転職時代」の息吹を感じる1冊

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:40歳からの「転職格差」
著者名 :黒田 真行
初版発行:2018年3月30日
ページ数:222P
定価  :870円+税
出版社 :PHP研究所
形式  :新書(PHPビジネス新書)

目次
はじめに
第1章 なぜ今、転職で格差が生まれているのか?
第2章 決死のミドル転職で失敗した人たち
第3章 「異業界」「異職種」へのミドル転職で成功した人たち
第4章 ミドルの転職を成功に導くポイント
第5章 40歳からの「一億総転職時代」の歩き方
おわりに


実は、数か月前から先日まで、転職の算段をしていました。
理由はきちんと説明しようとしたらいろいろな思いが交錯して上手くできないんですが、ざっくり言えば『変わりたいから』。

先月末には転職セミナーにも参加しました。

そんな折、本屋見かけたのがこの本です。
何か運命めいたものを感じ、勢いで購入しました。

著者の黒田真行氏は、1989年に(株)リクルートに入社し、30年近く転職支援事業に関わっていた方です。2014年にミドル世代の適正なマッチングを目指し、ルーセントドアーズ株式会社を設立し、代表取締役に就任されています。
この本は、その著者が「ミドル転職のリアルな事例」を網羅的にまとめ、そのポイントを解説したものです。

40代の転職の平均給与や、具体的な転職事例が紹介されていて、とても勉強になりました。

また、キャリアの棚卸しをして、自分のポータブルスキルをしっかり把握することの重要性も、改めて認識することができました。

ところで、自分の転職ですが、先日セミナーに行った際、キャリアカウンセラーの方と面談し、「思い直したほうがいい」とかなり強く勧められました。

メディアやネットで雰囲気とリアルは違うのかもしれません。

あるいは、自分が甘い覚悟で転職を望んでいたからかもしれませんが、せっかく読んだ内容が、いざ、自分が一歩踏み出すと色褪せてしまったような気がしました。

今現在は日々の仕事に追われ、ゆっくりそんなことを考えている余裕もありません。

「藁にもすがる思い」の「藁」みたいな1冊になってしまいました。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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43回の殺意──ノワール小説じみた現実

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:43回の殺意
著者名 :石井光太
初版発行:2017年12月13日
ページ数:296P
定価  :1500円+税
出版社 :双葉社
形式  :単行本

目次
プロローグ
第一章 惨殺
第二章 家族
第三章 逮捕
第四章 犯人
第五章 遺族
エピローグ
あとがき


著者の石井光太氏は『物乞う仏陀』でデビューした日本のノンフィクション作家、小説家の方です。主に貧困問題などをテーマに活躍されている印象です。
この本は、2015年2月、川崎市で中学1年生の少年が河川敷に投棄され死亡した事件について書かれています。
殺された少年と自分の子供が同い年なので、もし自分の子供がこんな事件に巻き込まれたらと思い、どんな経緯で起こったのか気になって図書館で借りてきました。

第一章で、事件の様子がざっくり説明されていきます。そこの部分を読むだけで、気分がどよーんとなり、病んていくようでした。

ですが、それ以降を読み進めるにつれて、あまりにもその境遇が今自分が住んでいる世界と違いすぎて、鼻白んでしまいました。
事件の舞台となる〝川崎〟での当たり前が、自分の住む世界で起きたなら、ちょっとしたスキャンダルになるようなことばかりなのです。
ギャングース』や『闇金ウシジマくん』みたいで、マンガじみて感じられてしまいました。
あるいは、ノワール小説を読んでいるような感じです。

ただ、ノワール小説を読む感覚で読んでいると、どうしても書き込みの薄さを感じてしまいました。個人的には、犯人の一人、(この本では星哉)についての情報をもっと深堀してほしかったです。
逆に、同じく別の犯人の一人、(この本では剛)については、その境遇を知るにつれて、とてもかわいそうに感じました。

どの人物も濃い人生を背負っていて、その重さを想像すると息が苦しくなります。
そして、書かれている内容がノワール小説ではなく、自分が住む日本国内で起きた現実の事件であることに現実感を感じられません。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

漫画 君たちはどう生きるか

どうも、緒浅丸です。
年が明けての最初の3連休ですね。年末年始の疲れを癒すにちょうどいい感じです。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:漫画 君たちはどう生きるか
著者名 :原作 吉野源三郎 漫画 羽賀翔一
初版発行:2017年8月24日
ページ数:341P
定価  :1300円+税
出版社 :マガジンハウス
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
1、へんな経験
  ものの見方について(おじさんのノート)
2、勇ましき友 前編
3、勇ましき友 後編
  真実の経験について(おじさんのノート)
4、ニュートンの林檎と粉ミルク
  人間の結びつきについて(おじさんのノート)
5、貧しき友
  人間にであるからには(おじさんのノート)
6、ナポレオンと4人の少年
  偉大な人間とはどんな人か(おじさんのノート)
7、雪の日の出来事 前編
8、雪の日の出来事 後編
9、石段の思い出
  人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて(おじさんのノート)
10、凱旋
11、春の朝


1937年に発行された吉野源三郎の名著の漫画版で、まもなく100万部に達する大ベストセラー本です。
息子が家で読んでいたので、借りて読みました。

原作の吉野源三郎氏は編集者・児童文学者で、雑誌『世界』初代編集長であり、岩波少年文庫の創設にも尽力された方です。昭和56年に亡くなれています。
漫画を描かれた羽賀翔一氏は2010年に『インチキ君』で第27回MANGA OPEN奨励賞を受賞された方です。

人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた原書は、子供はもちろん、多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきたそうです。
そんな名著を、原作の良さをそのままに、漫画の形で再構成したものが本書です。
ただ、漫画といっても手紙のパートとかはがっつり文章が入っていて、斬新な構成だと感じました。

内容そのものは、よくある道徳の教科書的な内容で、普通の本だと思いました。
戦前が舞台なので、エラソーにいっても結局戦争になったじゃん、と思ってしまいます。
ベストセラーになったのはマスコミの取り上げ方の影響も多分にあるんじゃないでしょうか?

ちなみに、息子は手紙のパートは読み飛ばしたんじゃないかと思います。(なぜなら、アンケートはがきがそのまま挟まっていたから)
忙しい昨今なら、そうゆう読み方もアリかも知れませんね。

ベストセラーだし、興味のある方は一読してみはいかがでしょう。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

『マインド・コントロール 増補改訂版』:岡田尊司 ──心を操られないための必読書

どうも、緒浅丸です。
2018年もいよいよ本格的に始動ですね。
自分も気持ち新たに頑張っていきたいです。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:マインド・コントロール増補改訂版
著者名 :岡田尊司
初版発行:2016年4月20日
ページ数:287P
定価  :800円+税
出版社 :文藝春秋
形式  :新書(文春新書)

目次
はじめに
第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第二章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第三章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第四章 無意識を操作する技術
第五章 マインド・コントロールと行動心理学
第六章 マインド・カントリーるの原理と応用
第七章 マインド・コントロールを解く技術
おわりに
主な参考文献

コミニュケーションの改善に役立つかもと思って購入。心理学的な本が好きなのもあります。
著者の岡田尊司氏はパーソナリティ障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合っている方です。
著作も多数あるようですが、自分はこの書籍が初めてでした。

この本は、2012年に単行本版として出版されたものに、大幅に加筆されたものです。
日本人の著者だし、単行本版も2012年に出版されていたということなので、勝手に最近のマイルドなマインドコントロールについて書かれているものと思っていたら、これまで見出されてきた天理や技術を歴史的に振り返ったもので、ものすごく読みごたえがありました。

カルト宗教の話や、戦争の話が多く、場合によっては催眠術や薬物、暴力なども使用する例が示されており、個人ではどう抗いようもない感じで、なんだが現実離れした印象でした。
また、洗脳を解除する話にしても、極端な場合は逆洗脳するらしく、結局それでは何が真実かわからないと思いました。

サブリミナルの効果とかフロイト、ユングの話など、知ってる話もチラホラありましたが、その辺りも読みやすく書かれており、良かったです。

書籍の帯に、佐藤優氏が『本書は21世紀の必読書である』と謳ってありますが、HOWTOモノとしてではなく、教養モノとしての必読書だと思います。

あと、この手の本を読むと必ず思い出すのが、『心をあやつる男たち』という本なのですが、ずいぶん前に処分してしまい、後悔しています。
上記の本を参考にしたと思われる『オーキスの救世主―ザンヤルマの剣士』も、思い出しました。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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超AI時代の生存戦略──来たるべき飛躍のための1冊

どうも、緒浅丸です。
自分は昨日が仕事納めで、これから正月が明けるまでの数日間、
今年は特に旅行とかに行くこともなく、のんびり過ごす予定です。
積読も消化できるかも?

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:超AI時代の生存戦略
著者名 :落合陽一
初版発行:2017年3月25日
ページ数:P197
定価  :1300円+税
出版社 :大和書房
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
本書を読む前に
プロローグ──インターネットの身体化から、シンギュラリティ前夜へ
第1章 超AI時代の「生き方」 ─ワークライフバランスを終えて、ワーク〝アズ〟ライフを始める
第2章 超AI時代の「働き方」 ─スペシャリストでありつつ、知識にフックをかけていく
第3章 超AI時代の「生活習慣」─人間特有の「身体性」から生活スタイルを考える
エピローグ──ユビキタス社会からデジタルネイチャーへ

図書館に立ち寄った時、たまたま目にして借りてきました。
この本のことも、著者のことも全く知らなかったのですが、だからこそ逆に衝撃を受けました。

著者の落合陽一氏は“現代の魔法使い”と称され、世界でもっとも注目されている日本の気鋭の若手学者です。
筑波大学情報学群情報メディア創成学類卒業後、東京大学大学院学際情報学府博士課程を学際情報学府初の早期修了者として修了しています。
また、本人が提唱する「デジタルネイチャー」という価値観に基づいたメディアアート作品を研究及び制作し、コンピュータとアナログなテクノロジーを組み合わせた視覚的・触覚的作品やデジタル装置を用いてアナログな実体を駆動する研究で知られています

この本は、計算機技術の発展による「超AI時代」を生き抜いていくために、時代性を読み解き、必要なスキルやマインドセットなどについて解説したものです。
オンラインメディアに寄稿したものやインタビューの文字起こしをベースに大幅に加筆修正したもので、現在の情報社会について大まかな知識を手に入れたい人や、情報にかかわる分野で働く人などには、特に読む価値があると思われる内容でした。

キーワードの寄せ集めのような拙い文章なんですが、逆にそれが刺激的で、初めてサイバーパンク小説を読んだ時のような酩酊感を覚えました。(ただ、もうちょっと推敲はしてほしかったかも)

たまに首をかしげたくなるような意見もあるものの、おおむね納得できるし、なにより瑞々しい若さを感じました。
あと、「エモい」って初めて知りました。

また、自分がコレクション体質なことにも気づくことができました。

奇しくも1年の節目の年末に出会えてラッキーな1冊でした。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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金融系40代サラリーマンです。
ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く、書評や感想をアップしていきます。

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