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セキュリティ集団スプラウト著 闇ウェブ ── インターネットのダークサイド

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:闇ウェブ
著者名 :セキュリティ集団スプラウト
初版発行:2016年7月20日
ページ数:169P
定価  :815P
出版社 :文藝春秋
形式  :Kindle

目次
序章 現実社会を動かすサイバー空間
第1章 サイバー闇市場の実態
第2章 盗まれた個人情報の行方
第3章 サイバー闇市場へのアクセス
第4章 「Tor」と捜査機関の攻防
第5章 最大の闇市場「シルクロード」の黒幕逮捕
終章 終わりなきサイバー犯罪との戦い
あとがき


昨年の12月末、アマゾンのキャンペーンで格安だったため購入しました。アングラ系のインターネットの話は、嫌いなじゃいジャンルではあるのですが、どうしても読みたい本ではなかったため、読了までに時間がかかってしまいました。

著者であるセキュリティ集団スプラウトは、現在株式会社になっており、ホワイトハッカーを中心としたコンサルタントやリサーチャーらによって、企業や政府の活動を阻害するサイバーセキュリティ・リスクを取り除くサポートを行っています。

この本は、現在も拡大し続けているであろうサイバー闇市場に、セキュリティ集団である著者たちが、少しでも肉薄しようと試みた一冊です。
現在も毎週のように耳目する「情報漏洩」のニュースは、ハッキングだけでなく操作ミスによるものもあるかもしれませんが、サイバー空間ではそういった流出情報などを売買するための闇市場が、急速に拡大しています。
そこでは流出情報だけでなく、麻薬、偽造パスポート、偽造免許証、偽札、銃器、児童ポルノ、サイバー攻撃、殺人請負といったありとあらゆる違法品や犯罪サービスも売買されており、「犯罪の総合デパート」といった趣きなのです。
それらの内容について、この本では具体的に書かれていて、とても勉強になりました。

特に、『闇のアマゾン』とも呼ばれていたシルクロードの事件については、これだけで1冊の本にしてほしいぐらいエキサイティングで興味深かったです。

ただ、ちょっと昔の本なので、情報がいささか古びているように感じられたのが残念でした。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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60分でわかる!SDGs超入門 ── これからの世界の指針となる目標

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:60分でわかる!SDGs超入門
著者名 :バウンド 監修:功能聡子・佐藤寛
初版発行:2019年11月29日
ページ数:159P
定価  :1080円+税
出版社 :技術評論社
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
Part1 なぜSDGsは注目されるのか?
part2 企業がSDGsに取り組むべき理由
Part3 「サプライチェーン」からやるべきことが見えてくる
Part4 SDGs達成のカギを握るESG投資とは?
Part5 企業は経営とSDGsをどうリンクさせるのか?
Part6 ビジネスとSDGsを両立させる企業の取り組みから学ぶ
付録 SDGsの17の目標/ターゲットと課題、目標達成すべき理由
索引

最近よく目にするSDGs(「エスディージーズ」と読むらしいです)が気になって、調べてみようと思ったことと、以前この出版社で書かれた『60分でわかる! 仮想通貨ビットコイン&ブロックチェーン最前線』(感想はコチラ)が非常にわかりやすい良書だったので、この本を選択しました。
著者のバウンド氏については、この本では時に言及がないのですが、監修の功能聡子氏と佐藤寛氏にはそれぞれプロフィールがあります。
功能聡子氏はARUN代表の方で、10年間カンボジアに在住し、カンボジアの復興・開発支援に携わってこられました。ソーシャルファイナンスの必要性と可能性を確信してARUNを設立されました。
佐藤寛氏はアジア経済研究所・上席主任調査研究員の方です。開発社会学者で、中東、アジア、アフリカの各地で数多くの開発プロジェクトをフィールドワークしてこられ、「開発とビジネス」に関する研究に焦点を当てられています。

SDGsとは、Sastainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択された、国連加盟193ヵ国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標で、全部で17項目あります。
5つの「P」というキーワードでカテゴライズすると、17の目標は以下のようになります。

1.People(人間)──貧しさを解決し、健康に
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に

2.Prosperity(豊かさ)──経済的に豊かで、安心して暮らせる世界に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも、経済成長も
9.産業と技術革新の基礎をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを

3.Planet(地球)──自然と共存して、地球の環境を守る
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

4.Peace(平和)──争いのない平和を知ることから実現
16.平和と公正をすべての人に

5.Partnership(パートナーシップ)──みんなが協力し合う
17.パートナーシップで目標を達成しよう

この本では、上記17項目からなるSDGsが、なぜ注目されるかということから始まり、企業がSDGsに取り組むべき理由、実際にビジネスとSDGsを両立させている企業の実例までが、カラーで読みやすく書かれています。
ただ、『60分でわかる!』と、題名には書かれていますが、内容は深く多肢にわたっていて、自分は一回ざっと読んだだけでは正直あまり理解できませんでした。
そして、毎日ちょっとずつ読んでいたのですが、読了に2カ月近くかかりました。
また改めて読み返したいです。

SDGsに関しては最近ときどきTVCMでも見かける気がしますが、まだまだ浸透してはいないように思います。自分が勤める会社でもSDGsの名を冠した目標などはありません。ですが、これは世界的な取り組みなのでこれからクローズアップされると思うし、すでに企業などが社会貢献として行っていることをリンクさせることで、簡単に活動が見える化すると考えています。

この本では、個人でできることはESG投資ぐらいしか書かれていませんが、アンテナを張ってこれからの世界の動きに注目したいです。

興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょう?


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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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藤田知也著 強欲の銀行カードローン ── 破綻するかは自己責任 お手軽だが高金利でリスキーな金融商品の実態

どうも、緒浅丸です。
新型コロナの威力はいまだ衰えず、非常事態宣言は5月の連休が終わってもまだまだ続きそうですね。
広島では、子どもたちの学校再開は5月末までに伸びそうです。
仕事も外出自粛の関係で、有給消化や自宅勤務が推奨されています。
ライフスタイルが否応なく変わりつつある気がしますね。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:強欲の銀行カードローン
著者名 :藤田知也
初版発行:2017年9月10日
ページ数:253P
定価  :800円+税
出版社 :株式会社KADOKAWA
形式  :新書(角川新書)

目次
はじめに
第1章 なぜ自己破産は増加したのか
第2章 「利便性」のまやかし
第3章 CMたれ流し、ゆる~い規制
第4章 「顧客目線」無視、業界の論理
第5章 利益優先でノルマ促進
おわりに
巻末付録


以前読んだ、『やってはいけない不動産投資』(感想はコチラ)の著者の本で、その本を読んだ時にこの本の存在を知って、興味を持ったので購入しました。
著者の藤田知也氏は2000年に朝日新聞社に入社した記者の方で、この本が初めての著書です。

カードローンについて何も知らなかった著者がカードローンの仕組みを調べ、矛盾にぶつかりながらも、お金を借りるとはどういうことなのか、カードローンの何が問題なのかを考えていく内容です。
初めての書籍だからか、取材を深めていく過程で、著者の思いがにじみ出てくるのがユニークでした。
また、虚偽の事実の入り交じる話を、おもしろいからという理由でわざわざ書き残している点も斬新でした。

この本のテーマは結局、消費者金融では総量規制があるのに、銀行には規制がない。そのためにいろいろな不都合が起きているのではないか? の1点に集約されると思います。

確かにそうかもしれませんが、結局借りる側、一般市民にはどうすることもできないのだから、上から目線で、ああしたらいいこうしたらいいと提言されても困ってしまいます。

個人的には、自分も実際に100万近い枠のカードローンを利用していて、数年前に持ち家を借家にした時は家賃収入が入るまでの間、とても助かった経験があります。なので、将来が不透明な現在、気軽にお金が借りれる条件があることはアリなんじゃないかと思います。

正しいか否かではなく、この状況で、どのようにカードローンと向き合えばいいかを提言して、もっと借りる側のテクニック的なものを盛り込んでほしかったです。

お金に困窮する際、カードローンも選択肢の一つとしてアリかとは思いますが、その危険性を知っておくためにも、一読をお勧めします。



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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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全宅ツイ著 不動産大技林 ──不動産業界の先人たちよる奥深い匠の技の数々

どうも、緒浅丸です。
巷ではコロナが猛威を振るっています。
広島県も三次でクラスターが発生し、この土日は外出自粛要請が出されました。
ちょうど日曜日である今日は天気も悪く、家にこもるにはちょうど良かったのですが、出なくていいのと出られないのとでは気分が違っていて、なんだかしんどかったです。
さて、そんな中で読了した、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:不動産大技林
著者名 :全宅ツイ
初版発行:2019年10月25日
ページ数:162P
定価  :1485円
出版社 :KKベストセラーズ
形式  :kindle

目次
はじめに
本書の使い方
納得できない商慣習を超えていく技【賃貸管理・大家編】
失われたコンプライアンスの欠片を使う技【売買仲介・買取再販編】
街の風景を変えるほどダイナミックな大技【開発・建築編】


2019年11月30日にKindleで購入。リアル書店で見かけて気になって、kindleのほうがお手軽に読めて便利かなと思い、Kindole版を購入。
チョコチョコ読んでいたら読了までに4カ月以上かかってしまいました。
著者の全宅ツイ(全国宅地建物取引ツイッタラ―協会)は、専業大家からブローカーまで、ツイッター上で交流し合う様々な職種の不動産業界関係者によって構成される異端のプロ集団のことです。この本を含め、6冊同時に刊行されていました。
不動産営業マンはつらいよ」とどちらを購入するか迷ったんですが、こちらにしました。

この本は、不動産業界で噂になっている74もの数の劇薬裏技集を集めたものです。
多くの不動産関係者がツイッターで呟いた裏技、「賃貸管理/大家」「売買仲介/買取再販」「開発/建築」の3つのブロックに分けたうえで、全宅ツイの幹部メンバーの方たちが検証・解説しています。

kindle版は写真データなので、読み上げ機能は使えませんでしたが、ちょっとしたスキマ時間を使って楽しく読むことができました。実体験に基づくエピソードが、ユニーク過ぎます。

自分は以前、不動産関係の会社に転職しようか考えたこともあったし、現在わずかながら駐車場や貸家の賃貸収入もあるので、想像もつかないエピソードばかりで、不動産業界は奥が深いと思いました。

かぼちゃの馬車事件とか、地面師事件とかもスゴいし、東京の方はコロナ以外でもいろいろ怖いですね。



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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

ブレイディみかこ著 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ── 鏡合わせのような遠い島国で胎動する社会変化に震える

どうも、緒浅丸です。
もう、3月も終わりですね。
COVID-19感染拡大の影響はますますひどくなり、先日は東京方面で外出自粛を求められ、今後は緊急事態宣言をが発令される可能性もあるみたいです。(志村けんさんが亡くなったこともビックリしました。ご冥福をお祈りします)
自分の家の近所のスーパーでは、まだ商品はたくさんあるし、週末は普通に人出がある感じでしたが、年度が変わったらTVで観た東京みたいになるかも知れません。(あと、東京の閑散とした街並みが、広島市内の普段の平日ぐらいだったことにギャップ感じました)

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
著者名 :ブレイディみかこ
初版発行:2019年6月20日
ページ数:252P
定価  :1350円+税
出版社 :新潮社
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
はじめに
1 元底辺中学校への道
2 「glee/グリー」みたいな新学期
3 バッドでラップなクリスマス
4 スクール・ポリティクス
5 誰かの靴を履いてみること
6 プールサイドのあちら側とこちら側
7 ユニフォーム・ブギ
8 クールなのかジャパン
9 地雷だらけの多様性ワールド
10 母ちゃんの国にて
11 未来は君らの手の中
12 フォスター・チルドレン・ストーリー
13 いじめと皆勤賞のはざま
14 アイデンティティ熱のゆくえ
15 存在の耐えられない格差
16 僕はイエローでホワイトで、ちょっとグリーン

以前からベストセラーになっているのは知っていた本です(自分が購入した本も、11月20日付で12刷になってます)。なんとなく気になっていたものの、いまいち手が出なかった中、直接購入しようと思ったきっかけは、先日『世界一受けたい授業』で紹介されていたからでした。

著者のブレイディみかこ氏は、英国在住が20年を超える保育士・ライター・コラムニストの方です。若い頃からパンクミュージックに傾倒し、高校を卒業後に上京&渡英。一度帰国されましたが1996年に再度渡英し、ロンドンの日系企業で数年間勤務。その後フリーとなり、現在翻訳や著述を行っています。
2017年に『子どもたちの階級闘争──ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で「第16回新潮ドキュメント賞」を受賞され、この本では「第73回毎日出版文化賞特別賞」「第2回Yahoo!ニュース|本屋大賞2019 ノンフィクション本大賞」「第7回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)」を受賞しました。

数々の賞を受賞したこの本は、『波』という新潮社のPR誌での連載をまとめた、イギリスに住む息子の日常を、母親目線でつづった内容です。著者の息子は、小学校時代は市の学校ランキングで常にトップを走っているようなカトリックの公立小学校に通っていましたが、進学する中学は、いじめもレイシズムも喧嘩もある、人種や格差もごちゃ混ぜの「元底辺中学校」を選びます。
そんな学校に通いながら、大人だとうまく立ち回ろうと考えすぎて失敗するような問題を、子どもならではの感性で、生身のままぶつかりあって鮮やかに飛び越えていく様子が、成長とともに描かれています。

フツーに面白かったけど、話が面白すぎるので、逆にちょっと盛っているのかな?と感じちゃいました。プールサイドで再開した少女とか、ドラマの伏線みたいな匂わせ方をしています。
また、面白いだけでなく、いろいろ考えさせられました。
国際問題や人種差別、貧富の差といったいろいろな社会問題が盛り込まれて、新たな気づきがあります。
例えば、イギリスが意外に貧富の差が大きいことにびっくりしました。
読んでいて、以前読んだ『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』の川崎の街を連想しました。(感想はコチラ

2~3年前のことが書かれているので、そのころ自分たちの家族はどうだったから思い出して、比較してみたいです。



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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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プロフィール&ごあいさつ

緒浅丸

Author:緒浅丸
緒浅丸
広島在住。大坂の大学を卒業後、金融・保険関係の仕事に就いて20年以上。
ダラダラと働き続けているうちにもうすぐ50代にさしかかるサラリーマンです。
一応AFP資格保持者。
CFPは只今勉強中ですが、玉砕しまくりです。
本を読むのが好きで、ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く手を出します。ただし、お堅めの本は苦手。
座右の銘は『無難にこなす』
私立中学・私立高校に2人の子供のパパでもあり、しっかり稼がなければならないと思いつつ、すぐに息切れしてしまいます。
また、最近体調管理のため、近所のフィットネスクラブにも通っています。

mail:minahosi@infoseek.jp

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