世界を動かす巨人たち<経済人編>──国際ニュースが深読みできる1冊

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:世界を動かす巨人たち<経済人編>
著者名 :池上 彰
初版発行:2017年7月19日
ページ数:250P
定価  :760円+税
出版社 :集英社
形式  :新書(集英社新書)

目次

はじめに
第一章 ジャック・マー
第二章 ルパート・マードック
第三章 ウォーレン・バフェット
第四章 ビル・ゲイツ
第五章 ジェフ・べゾス
第六章 ドナルド・トランプ
第七章 マーク・ザッカーバーグ
第八章 グーグルを作った二人
第九章 コーク兄弟
おわりに


前作が面白かったので購入しました。
著者は、テレビの司会などでもお馴染みのジャーナリスト、池上彰氏です。

この本は、集英社が発行する文芸・書誌PR誌『青春と読書』に連載されていたものをまとめたもので、世界を動かす大富豪たち11人について収録されています。

自分も、ジャック・マーやウォーレン・バフェットについての本は読んだことがありますし、ドナルド・トランプ氏は現在アメリカ大統領ですからみなさんご存知ですよね。

簡潔に読みやすく書かれており、いままで知らなかった人を知るにはとてもよい内容だと思います。
ただ、すでに知っている人についてはちょっと物足りない感じでした。

また、11人の人選について、ほとんどアメリカの大富豪ばかりのなのですが、本当に重要だからなのかは疑問に感じました。(雑誌の連載の関係で集めやすい人物をチョイスしたんじゃないかってコト)

このシリーズは読みやすいので、中東やアジア・欧州の巨人たちも紹介してほしいです。

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最後に、それぞれの人物伝についての短評です。

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熔ける──実業家の日常が伺える1冊

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:熔ける
著者名 :井川意高
初版発行:平成29年1月30日
ページ数:307P
定価  :650円+税
出版社 :幻冬舎
形式  :文庫(幻冬舎文庫)

目次
 序章 灼熱
第一章 極限
第二章 追憶
第三章 邁進
第四章 君臨
第五章 疼き
第六章 放熱
第七章 熔解
第八章 灰燼
 終章 下獄
文庫特別書下ろし 出所


大王製紙前会長のような経営者の人生に興味を惹かれ、購入しました。。
以前、TVでいろいろ取り沙汰されていた際に著者のことを知り、単行本が出た時から気になっていたものの、その時はなんとなく購入しそびれていました。
今回、文庫化を機に思い切って購入しました。

京都生まれの愛媛育ちの著者は、東京大学法学部を卒業後、父が取締を務める大王製紙に入社し、2007年に取締役社長になります。その後、10年~11年にかけてギャンブルで子会社から総額106億8000万円もの資金を借り入れた事実が発覚し、会社を追わた上に特別背任の罪で実刑判決を受けます。
この本はそんな著者の転落の記録です。そして、この文庫版では景気を終えてからの独白を追加しています。

最初のプロローグを読んだとき、規模がでかいだけで、『闇金ウシジマくん』に出てきそうなギャンブラーな零細企業の社長と同じじゃないかと思い、購入を失敗したかなと後悔しました。

ですが、読み進めるとそんな考えは霧散しました。

全体的に面白く読めましたが、特に、前半の社長に就任する辺りまでの描写が個人的に興味深かったです。

著者はなんだかんだ言っても東大卒のすごい人で、論理的でスマートな思考をします。
『GOO・N』のブランドを著者の井川氏が立ち上げたのも初めて知り、自分の子供も、赤ちゃんの頃GOO・Nを使っていたので、当時を思い出すと同時に、売り込みの苦労に感心しました。
ちょっとしたビジネス書ぐらい勉強になりました。

また、私生活の様子は、漫然と読むと意外に平凡な生活なのかもと感じさせるほど、自然に綴られています。逆にそれが庶民とのギャップを浮き彫りにしているかも知れません。

シンガポールやマカオのカジノに関しては、雑学的な興味に終始しました。
自分が吝嗇家なので、あまり参考になりそうにありません。

若かりし頃の宮沢りえやホリエモンとのエピソードなどもあり楽しい1冊です。
興味を持たれた方はどうぞ。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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時をかけるゆとり──映画化希望の面白エッセイ。

どうも、緒浅丸です。
いよいよ2016年も終わりですね。
今年最後に紹介する本はコチラです↓↓

タイトル:時をかけるゆとり
著者名 :朝井リョウ
初版発行:2014年12月10日
ページ数:271P
定価  :550円+税
出版社 :文藝春秋
形式  :文庫(文春文庫)

目次
 年表
学生篇
 1便意に司られる
 2ダイエットドキュメンタリーを撮る
 3地獄の100キロハイク
 4他学部の授業で絶望する
 5モデル(ケース)体験をする
 6母校を奇襲する
 7黒タイツおじさんと遭遇する
 8コンセプトカフェに潜入する
 9旅行を失敗する
10旅行を失敗する(その2)
11眼科医と衝突する
12母がいろいろと間違う
13スマートなフォンに振り回される
14バイト先がつぶれる
15ピンク映画で興奮する
16リアル脱出ゲームで絶望する
17地獄の500キロバイク
18知りもしないで書いた就活エッセイを自ら添削する
19自身の就職活動について晒す
20社会人になることを嫌がる
社会人篇
21直木賞を受賞しスかしたエッセイを書く
22直木賞で浮かれていたら尻が爆発する
23若手システムエンジニアになりすます


何者』が面白くて、著者のほかの本でサクッと読めて面白いものはないかとネットをチェックして、この本の存在を知りました。

著者は最年少で直木賞を受賞された朝井リョウ氏。
直木賞受賞作の『何者』や、デビュー作『桐嶋、部活やめるってよ』などは映画にもなっています。

この本は、以前出版された『学生時代にやらなくてもいい20のこと』を文庫化の際に、直木賞受賞後のエッセイを3篇加えて改題したものです。
上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴られています。

 良いスタートダッシュを切って少し有名になった自分を、笑えるネタを披露することで『非リア』をアピールし、読者に親近感を持たせようという、非常に計算された内容ですが、『早稲田大学在学中に文学賞受賞』『大手マスコミ企業への内定』と言う明らかなは『リア充』な事実があるうえ、エッセイの中でも、ダンスサークルの友人がいたり、女性も含めた友人集団に属していたりと、本当は要領のいい人物であるということが透けて見えます。
自分の学生時代と比較しても、自分より明らかにコミュ力が高いことがわかりました。

ひとつひとつのエピソードは、簡潔にまとまっていてサクッと読めます。
これから青春に飛び込む人、いま青春ド真ん中な人、青春が遥か悠久に過ぎ去った人、どなたが読んでも楽しめると思います。

お正月休みの余暇に、噛みしめるように読んでみてはいかがでしょう?
2017年のライフスタイルが変わるかもしれません。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。

働きながら社会を変える──突き付けられる「子どもの貧困」問題

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:働きながら、社会を変える
著者名 :慎泰俊
初版発行:2011年11月15日
ページ数:261P
定価  :1500円+税
出版社 :英治出版株式会社
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
はじめに
第1部 体験
 1 仕事をしながら社会を変えよう
 2 日本の「子供の貧困」
 3 児童養護施設に住み込みをしてみた
 4 現場から見えてきたこと
第2部 分析
 5 五人の子どもの物語
 6 背景にあるものは何か
 7 虐待を受けた子供の特徴
 8 施設はどう運営されているのか
 9 ハードな仕事をこなす職員たち
10 施設内虐待の悲劇を防げ
第3部 行動
11 僕たちにできること
12 実践・パートタイムの社会貢献
あとがき
謝辞


ネットで見かけ、これからの人生設計のヒントになるかもと思って購入した本です。

著者の慎泰俊氏については、この本を手に取るまで存在を知らなかったのですが、朝鮮大学校政治経済学部法律学科及び早稲田大学大学院ファイナンス研究科を修了され、モルガン・スタンレー・キャピタルに勤務したのち、NPO法人「Living in Peace」を設立し、日本初のマイクロファイナンスファンドを立ち上げ、途上国の貧困層自立支援を行っている方です。
この本は、著者がNPO法人「Living in Peace」(略してLIP)を設立するに至った経緯や現在の児童養護施設の状況、そして働きながらできるパートタイム活動についての提案などが記されていました。

読後一番に感じた印象は、〝ガチな奴だ──〟でした。

自分としては、働きながらお金以外で〝プラス何か〟を得るHowTo的なものを期待していたのですが、ちょっと方向性が違いました。

これを読むと、貧困が足音を響かせてやってきている気がします。

5年前に出版された本です。この手の本の中には5年の間に紹介されている会社や組織、お店なんかが無くなっていることもあるんですが、ここの組織は現在でもしっかりありました。素晴らしいと思います。

認定NPO法人Living in peace

ただ、この本に書かれているようなことを実行するには、並はずれたエネルギーと行動力、粘り強さ、リーダーシップなどがあって初めて可能な事だと思います。
自分にはとても真似できません。
『働きながら社会を変える』方法については、もっと違うアプローチを探っていきたいです。

社会貢献に興味を持たれている方は一読してみてはいかがでしょう?
きっと何か気づきが得られると思いますよ。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

何者──今どきの就活物語

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:何者
著者名 :朝井リョウ
初版発行:平成27年7月1日発行
ページ数:336P
定価  :590円+税
出版社 :新潮社
形式  :文庫(新潮文庫)


就活がテーマの作品で、直木賞を受賞しています。
春にリアル書店の平台に並んでいて興味を持ったが最初ですが、近々この作品が映画化されるという情報も、購入の後押しをしました。

この著者のデビュー作『桐島、部活やめるってよ』は映画化されており、その作品は観たことがありますが、著者の本を手に取るのは初めてだったので、ドキドキしながらページをめくりました。

この作品は、就活の情報交換をきっかけに集まった、5人の男女を中心に、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだ長編小説です。ゆとり世代と言われる、今どきの就活生の様子が生々しく描かれていました。

映画化のキャスティングはネットで公開されていて、自分はそのイメージ読み進めたのですが、物語に入り込みやすくてラッキーでした。
もっとも、読みやすい文章なので知らなくても特に支障はないかも知れません。

最後のオチで印象がまるで変わります。
読了後しばらくしてから、じわじわと不穏な気持ちが染み出してくるような気持になりました。

また、読んでいる最中、自分の大学時代の就活をと比べて、当時の自分があまりに幼く未熟だったことを気づかされ、脇汗がにじみました。
それでも、40半ばを過ぎてそこそこの生活を送れていることを考えれば、複雑な気持ちになります。
それと、最近の新入社員はみんなこんな就活を潜ってきたんだなあと思いました。

これから就活をする人はもちろん、ゆとり世代と関わる全ての人に読んでもらいたい一冊です。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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金融系40代サラリーマンです。
ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く、書評や感想をアップしていきます。

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