摸倣犯(五)──邪悪な欲望を映し出した傑作ミステリの完結編! 

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:摸倣犯(五)
著者名 :宮部みゆき
初版発行:平成18年1月1日
ページ数:529P
定価  :743円+税(Amazonでは現在810円)
出版社 :新潮社
形式  :文庫(新潮文庫)


実家にあった本を、引っ越しの整理の際にゲットしました。

この作品は、読物新人賞を受賞されたのを皮切りに、山本周五郎賞や直木賞など、数々の文学賞を受賞されているベストセラー作家、宮部みゆき氏の代表作の一つです。
1995年~1999年に『週刊ポスト』で連載され、『司馬遼太郎賞』など合わせて6冠を達成しました。
2001年3月21日に小学館から単行本(上下巻)が刊行され、文庫版(全5巻)のこちらは、2005年12月から2006年1月にかけて刊行されています。

第5巻では、もう一人の犯人“ピース”が一躍マスコミの寵児となる様子が描かれています。高井は栗橋の共犯者ではなく、むしろ巻き込まれた被害者だと主張して、「栗橋主犯・高井従犯」説に拠る滋子に反論し、脚光を浴びます。

幽霊の、正体見たり、枯れ尾花って感じです。

邪悪で天才的な犯罪者というイメージだった犯人ですが、あちこちに手がかりを残しており、徐々に捜査の網が狭まっていきます。
あらかじめ犯人が分かっているので仕方ないですが、ドドン!とサプライズな大どんでん返しはありませんでした。

ただ、ボーナストラックで第6巻が欲しかったかも。
(ピースの過去についての描写が全くないのが物足りないのです)

読了後の感想はおなか一杯って感じです。もっとコンパクトでもよかった気がします。
傑作ミステリなのは間違いないですが、登場人物に感情移入しすぎる人には、つらい読書体験になるかもしれません。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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摸倣犯(四)──傑作ミステリ第四弾! 登場人物たちそれぞれの想いが蠕動する

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タイトル:摸倣犯(四)
著者名 :宮部みゆき
初版発行:平成18年1月1日
ページ数:533P
定価  :743円+税(Amazonでは現在810円)
出版社 :新潮社
形式  :文庫(新潮文庫)


実家にあった本を、引っ越しの整理の際にゲットしました。

この作品は、読物新人賞を受賞されたのを皮切りに、山本周五郎賞や直木賞など、数々の文学賞を受賞されているベストセラー作家、宮部みゆき氏の代表作の一つです。
1995年~1999年に『週刊ポスト』で連載され、『司馬遼太郎賞』など合わせて6冠を達成しました。
2001年3月21日に小学館から単行本(上下巻)が刊行され、文庫版(全5巻)のこちらは、2005年12月から2006年1月にかけて刊行されています。

第4巻の今回は、犯人と思わしき2人組が死亡したその後の様子が描かれています。
特捜本部は栗橋・高井を犯人と認める記者会見を開き、前畑滋子は事件のルポを雑誌に連載をはじめます。
そんな中、事件を巡る様々な人の様々な想いと邂逅が繰り広げられ、事件に対しての大きな動きはありませんが、それが逆に嵐の前の静けさの印象を受けました。
それぞれの登場人物たちで綴られるエピソードがちょっとした短編小説のような味わいがあります。
個人的には、ルポライターの滋子と昭二のケンカのシーンが、『夫婦あるある』っぽくて身につまされました。

あと、この巻ではちょっとご都合主義的な展開が目について、それが嫌いというわけではないけど、今までの重厚感に比べてちょっと安っぽくなった気がしました。
(例えば、ピースと前畑滋子が邂逅するとか、篠崎と由美子の邂逅とか)

次の巻で完結なので、続きが楽しみです。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

摸倣犯(三)── 現代の闇が見える問題作

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:摸倣犯(三)
著者名 :宮部みゆき
初版発行:平成17年12月1日
ページ数:476P
定価  :667円+税(アマゾンでは現在767円)
出版社 :新潮社
形式  :文庫(新潮文庫)


実家にあった本を、引っ越しの整理の際にゲットしました。

著者の宮部みゆき氏は'87年にオール読物新人賞を受賞されたのを皮切りに、'93年に山本周五郎賞、'99年に直木賞を受賞されているベストセラー作家です。
著者の代表作の一つであるこの作品『模倣犯』は、1995年~1999年に『週刊ポスト』で連載され、『司馬遼太郎賞』など合わせて6冠を達成しました。

この巻では、第一巻の白骨遺体発見から最後の自動車事故までの様子を犯人側の視点で語っています。
主要登場人物のひとりであるピースについて直接的な描写で描かれ、その人物像がある程度明らかになりました。今でいうサイコパスみたいなキャラクターだと思いました。
また、お化けビルに向かうシーンは、著者が時代小説を書いている知識があるせいか、なんだか日本の怪談話みたいな印象を受けました。
犯人の母親の真相にもびっくりです。

外側から見た事件の全体像を描いた1巻、犯人側から描いた2巻、3巻と、ここまでで一区切りついた感じです。
真相に向けて大きく動き出すであろう次巻以降が、非常に楽しみになりました。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

模倣犯(二)──ミステリの金字塔、第2弾 

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:模倣犯(二)
著者名 :宮部みゆき
初版発行:平成17年12月1日
ページ数:413P
定価  :590円+税(アマゾンでは現在724円)
出版社 :新潮社
形式  :文庫(新潮文庫)

実家にあった本を、引っ越しの整理の際にゲットしました。

著者の宮部みゆき氏は'87年にオール読物新人賞を受賞されたのを皮切りに、'93年に山本周五郎賞、'99年に直木賞を受賞されているベストセラー作家です。

この作品『模倣犯』は著者の代表作の一つで、1995年~1999年に『週刊ポスト』で連載され、『司馬遼太郎賞』など合わせて6冠を達成しているベストセラーです。

この第二巻では、一巻で語られた事件までの道のりを、犯人サイドの視点から描いています。
幾人もの登場人物が登場して、それぞれの視点からノンフィクションのような雰囲気で立体的に事件の経緯が描かれていた一巻に対して、今回は、犯人とその周辺の人々が中心に描かれています。こちらのほうが物語に入り込みやすかったです。

べっとりと描写された油絵みたいな小説の印象で、特に、殺される瞬間の描写が丁寧で手に汗握る感じでした。
また、内面描写が途中で切り替わったりする場面もユニークでした。

ただ、自分の読み込みが悪いのかもしれないんですが、最初の殺人から連続殺人犯になるまでの経緯があっさりしすぎている印象で、事件が発生した瞬間がわかりにくかったです。

続きが気になります。

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。

模倣犯(一)──最近またドラマ化もされたミステリの金字塔、第1弾 

どうも、緒浅丸です。
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タイトル:模倣犯(一)
著者名 :宮部みゆき
初版発行:平成17年12月1日
ページ数:584P
定価  :781円+税
出版社 :新潮社
形式  :文庫(新潮文庫)

実家にあった本。
引っ越しのときに整理していてゲットしました。

著者の宮部みゆき氏は'87年に『われらが隣人の犯罪』でオール読物新人賞を受賞され、'93年に『火車』で山本周五郎賞を、'99年に『理由』で直木賞をそれぞれ受賞されています。こうしてみると、平成ととともに歩んできた作家さんという印象ですね。
個人的には、最近は時代小説の執筆も目立つ印象があります。

この作品『模倣犯』は著者の代表作の一つで、1995年~1999年に『週刊ポスト』で連載され、『司馬遼太郎賞』など合わせて6冠を達成しているベストセラーです。
2001年3月21日に小学館から単行本(上下巻)が刊行され、文庫版(全5巻)のこちらは、2005年12月から2006年1月にかけて刊行されています。
2002年には元SMAPの中居正広さん木村佳乃さんらで映画化もされたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
また、2016年にはテレビ東京系でドラマ化もされていたみたいです。

この第一巻では、墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見されるところから物語が始まり、幾人もの登場人物が登場して、それぞれの視点から事件が立体的に描かれていきます。

ただ正直、最初は読むのがしんどかったです。
全5冊分の中の1冊にもかかわらず600P近くある分厚さで、丁寧に話が進んでいくのは、この著者のいいところなのかもしれませんが、200P読んでもまだ話が進まないのです。
メインの登場人物の一人に犯人からコンタクトがあった辺りでようやく面白くなり、ほっとしました。

以前この作者の作品『理由』を読んだことがありますが、そんな雰囲気の作品です。ノンフィクションを読んでいるような感じ。

あと、言葉使いや登場人物の考え方が古臭いと感じました。(昭和な感じ?)
1996年が舞台の話なのでぎりぎりアリなのかもしれませんが、現代を舞台にした話と思っていたので、こんなに時が流れていたのかとびっくりするかもしれません。

重厚な読み心地で、じっくりと腰を据えて読み進めていきたいです。

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金融系40代サラリーマンです。
ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く、書評や感想をアップしていきます。

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