お金2.0 ──スタイリッシュでオシャレな感じの金融の本

どうも、緒浅丸です。
三月も1/3が過ぎていました。
新年度の準備に向けて、慌ただしくなってきましたね。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:お金2.0 新しい経済のルールと生き方
著者名 :佐藤航陽
初版発行:平成29年11月
ページ数:NO.2552
定価  :1500円
出版社 :幻冬舎
形式  :Kindle

目次
はじめに
第1章 お金の正体
第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ
第3章 価値主義とは何か?
第4章 「お金」から解放される生き方
第5章 加速する人類の進化
おわりに


ベストセラーになっていて、気になっていたところ、kindleでフェアになっていたのでゲットしました。

著者の佐藤航陽氏は、早稲田大学法学部中退し、2007年にイーファクター株式会社(現メタップス)を設立、2015年に東証マザーズに上場して創業者として145億円相当の資産を得たとされる方です。
15歳頃から自己流の商売で生活費などを稼いでいた著者は、現在、「テクノロジーでお金の在り方を変える」をミッションに、時間を通貨とする経済システム『タイムバンク 』を運営しています。

この本では、この21世紀から登場した新しい経済についての説明と、その活用の仕方についてが語られています。
お金の起源から、そのメカニズムとテクノロジーによる変化についてだけでなく、資本主義の欠点を補う考え方として、「価値主義」という枠組みまで提案しています。

読みやすいけど概念的な話が多い印象でした。
お金の歴史の話から、経済の話、資本主義の話となり、最後は人類の未来の話にまで広がります。
SFチックな将来像にはワクワクするものの、現実感が乏しく感じました。

漠然としすぎて、ヴィジョンは想像できるけど、具体的な行動に起こすにはどうすればいいか見つからない感じです。
とりあえず、 『スキズマトリックス』が読みたくなりました。

ただ、今ひとつ、読了後に身に着いた感覚がないのは、紙の本じゃなく、Kindleで読んだせいなのかもしれません。
興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょう?

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最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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フラッシュ・ボーイズ──証券業界の新常識

どうも、緒浅丸です。
今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:フラッシュ・ボーイズ
著者名 :マイケル・ルイス
初版発行:2014年11月5日
ページ数:346P
定価  :1650円
出版社 :文藝春秋
形式  :単行本

目次
序章 幻想のウォール街
第1章 時は金なり
第2章 取引画面の蜃気楼
第3章 捕食者の手口
第4章 捕食者の足跡を追う
第5章 ゴールドマン・サックスは何を恐れたか?
第6章 新しい取引所をつくる
第7章 市場の未来をかいま見る
第8章 セルゲイはなぜコードを持ち出したか?
終章 光より速く
謝辞
訳者あとがき
解説 日本のフラッシュ・ボーイズ


ずっと昔、ネットや新聞の書評でこの本の存在を知り、気にはなっていたものの、その頃は株取引やFXから手を引いていたので、読むにまでは至りませんでした。

最近、仮想通貨の取引を始め、また改めてネット取引に興味が出てきた折、ちょうど図書館で見かけたので借りてきた一冊。

著者はアメリカ合衆国のノンフィクション作家・金融ジャーナリストのマイケル・ルイス氏です。
ブラッド・ピット主演で映画化された『マネーボール』の原作や、サブプライムローンについて書かれた『世紀の空売り』でも有名ですね。
(『世紀の空売り』も『マネーショート』という名前で映像化されています)

この本は、2007年頃から2013年頃までの証券業界を舞台に、各証券市場で取引しようとすると、ふっと売り物や買い物が消えて、買う場合だったら必ずそれより高い値で、売る場合だったらそれより低い値で取引が成立してしまう怪現象を、ウォール・ストリートの二軍投資銀行に務める主人公が単身調査に乗り出すといった内容です。するとそこには、彼らの注文を10億分の1秒の差で先回りする超高速取引業者「フラッシュ・ボーイズ」の姿があり、その現実と対決する様子が描かれています。

うすうす、そんな事あるかもと想像していましたが、実際にあって、具体的に知ることができて良かったです。

でも、ナノ秒とか、まるで実感がわきません。
日本に上陸したともありますが、持ち合いの多い日本ではあまり関係ないんじゃないかと思いました。(FXや仮想通貨は置いておいて)

でもぶっちゃけ、仮想通貨のスプレッドの幅に比べたらフラシュボーイズが掠め取る金額なんてカワイイもんだと思いました。

興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょう。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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東京五輪後の日本経済──未来の日本経済を分かりやすく予想

どうも、緒浅丸です。
今日は3連休の最終日ですね。
自分の辺りは、土曜日は雨、昨日も雪がちらつく寒い日でしたが、今朝は良いお天気です。
(屋根に雪が積もってたけど)
この3連休はのんびりと過ごしました。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓

タイトル:東京五輪後の日本経済
著者名 :白井さゆり
初版発行:2017年9月18日
ページ数:
定価  :253P
出版社 :小学館
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
はじめに──元「日本銀行政策委員会審議委員」として
第1章 「異次元緩和」に踊る日本経済
第2章 徹底検証!!「異次元緩和」。その功罪とは
第3章 日本経済の「不都合な」真実
第4章 世界経済のゆくえ
第5章 東京五輪後の日本経済
おわりに──「東京五輪後」の未来に向かって

雑誌かネットで紹介されていた記事を読んで、興味を持ったところ、ちょうど近所の図書館にあったので借りてきました。

著者の白井さゆり氏については、全然知らなかったのですが、元日銀審議委員の方だったそうです。

この本は、その経歴から日本経済の表も裏も、光も影も知り尽くした著者が、東京五輪後の日本経済のゆくえを鋭く予想しています。
日本銀行による「異次元緩和」と「東京五輪開催決定」によって、株高や不動産価格の高騰、さらには企業の高収益が実現し、現在、数字の上では日本経済は順調に見えます。しかし、東京五輪後には、日本経済はこれまでの人類が経験したことのない、未知の世界へと突入すると著者は説きます。

世界最悪レベルにある政府債務や、急激に進行する少子高齢化、そして長引くデフレなど、客観的にハッキリと事実を羅列してあり、とても読みやすいです。
また、個人的には「日本型デフレ」についての記述がとても勉強になりました。これまで、現状と今までのデフレとの説明との内容に違和感を感じていたので、とても腑に落ちました。

この本に書かれている内容は結構悲観的なものが多いと感じましたが、それらのことは政府も想定内なのだろうから、そのままストレートに何かが起こることはないと考えています。

ただ、今後日本が徐々に衰退していく可能性は高いと思われたので、それに対する対策を取らねばならないと思いました。

黒田総裁の続投が決まったのも、テーパリングのタイミングを慎重に見極めるためかも知れませんね。

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最後に、個人的に気なったフレーズです。

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経済ってそういうことだったのか会議──20年近く経過しても変わらない経済の基礎

どうも、緒浅丸です。
寒波襲来で、休みの日はまったく家から出れない日々が続いています。
その割にはあんまり本も読めてないんですけどね。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:経済ってそういうことだったのか会議
著者名 :佐藤雅彦 竹中平蔵
初版発行:2002年9月1日
ページ数:409P
定価  :600円+税
出版社 :日本経済新聞出版社
形式  :文庫(日経ビジネス文庫)

目次
第1章 お金の正体……貨幣と信用
第2章 経済のあやしい主役……株の話
第3章 払うのか、取られるのか……税金の話
第4章 なにがアメリカをそうさせる……アメリカ経済
第5章 お金が国境をなくす……円・ドル・ユーロ
第6章 強いアジア、弱いアジア……アジア経済の表裏
第7章 いまを取るか、未来を取るか……投資と消費
第8章 お金儲けはクリエイティブな仕事……起業とビジネス
第9章 人間とは「労働力」なのか……労働と失業
終章 競争か共存か
会議を終えて
会議 その後


購入のそもそものきっかけは、著者の一人、竹中平蔵氏が日本FP協会創立30周年記念講演で広島に来ることになっており、講演の事前勉強のつもりで読もうと考えたからでした。──講演そのものは昨年の春ごろあり、結局間に合いませんでしたが。

著者のひとり、佐藤雅彦氏は電通出身のクリエイティブディレクターの方で、この会議の途中で慶応義塾大学教授にもなられました。2006年からは東京芸術大学大学院映像研究科教授にもなられています。また、当時爆発的大ヒットした『だんご3兄弟』の作詞・プロデュースもつとめました。
もう一方の竹中平蔵氏は、当時は慶應義塾大学教授に就任しており、この会議終了後に小泉政権で経済財政担当大臣を皮切りに、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任されます。現在は慶應義塾大学を定年退職し、東洋大学国際地域学部教授及び同大学グローバル・イノベーション学研究センター長、SBIホールディングス社外取締役、RIZAPグループ経営諮問委員会委員に就任されています。

この本は、そのふたりが数週間、あるいは数か月に一度、経済のいろいろなトピックについて語り合った内容を収録したものです。基本的なことからその当時の時事情報などが、縦横無尽に語られています。

今から20年近く昔になる、2002年に発売された本なので結構古い内容の話でした。なので、今さら読む必要もないかなと思った時期もありましたが、読み終わった今では読んで正解だったと感じています。
確かに古い内容もありますが、それが今につながっているので読んでも無駄はありません。

第1章で語られた牛乳瓶のふたの話も、現在の仮想通貨の現状につながると思うし、アメリカ経済のスピリットもトランプ政権の深読みに役立つと思います。
また、当座預金の利息の話は、20年たった今でも、海外旅行に1度しか言ったことの名に自分には目からうろこの話でした。

そんな中、個人的に特に印象に残っているのはアジア経済の動きでした。中国が台頭する前の様子がわかって興味深かったです。
もっと深く知りたいと思いました。

一方、日本の銀行についても語られていますが、こちらは何も進展していないと思いました。
フィンテックや仮想通貨が騒がれていますが、意外と何も変わらないのかも?

読みやすいので、気軽に手に取ってみてはいかがでしょう?
経済の勉強の補助に役立つと思います。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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世界一やさしい金融工学の本です──金融工学の基礎がわかる1冊

どうも、緒浅丸です。
先日CFPの試験を受けました。
結果はビミョー……。(自己採点で25点)

今年は1科目しか受けていないので、これで終了です。

さて、今日ご紹介する本はコチラ↓↓


タイトル:世界一やさしい金融工学の本です
著者名 :田淵直也
初版発行:2006年4月1日
ページ数:222P
定価  :1600円+税
出版社 :日本実業出版社
形式  :単行本(ソフトカバー)

目次
はじめに
第1章 菜々子、金融工学とデリバティブを知る
第2章 菜々子、キャッシュフローとスワップに驚く
第3章 菜々子、オプションとランダムウォーク、そしてブラック=ショールズ・モデルにたどりつく
第4章 菜々子、リスク管理全般について学ぶ

金融資産運用の勉強のため、もっと金融工学についてしっかり学びたいと思い、何か良い本はないかと探していて見つけました。

マンガで金融工学を解説することで、「世界一やさしい」を実現した金融工学の超入門書です。デリバティブ、スワップ、オプションからブラック=ショールズ・モデル、リスク管理の概要まで、金融工学の基本が収録されています。

マンガと補足説明で構成されており、とても読みやすいんですが、気が付くとスラスラと読み流してしまい、頭に中身が全然入ってなかったりするので、注意が必要でした。
ちょっと昔の本なのですが、基本的なことが書かれており勉強になりました。

10年近く前の本ですが、テスト勉強にも十分役立ちました。

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最後に、個人的に気になったフレーズです。

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Author:緒浅丸
金融系40代サラリーマンです。
ビジネス書・自己啓発書からラノベまで幅広く、書評や感想をアップしていきます。

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